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女ともだち ガール・ミーツ・ガールから始まる物語

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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大和書房 |
発売年月日 | 2021/04/10 |
JAN | 9784479681779 |
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女ともだち
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商品レビュー
2.3
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
女性同士の関わり方、シスターフッド、フェミニズムに興味があったのでタイトルに惹かれて読んでみたが、少女革命ウテナの中で『ウテナとアンシー』に着目せず、『樹璃と枝織』に焦点を当てている時点で、私の求めていた「女ともだち」像とはずれているのだと思う。 全体的に性的な描写について触れているところが多く、結局物語上『女』というものを描こうとすると性やセックスから抜け出すことは不可能なのかと苦々しい思いになる。 以下、引用。 “ちなみに枝織の感情を「いかにも女子的だ」「ドロドロしている」とコメントすることは、全くバリューのない行為である。妬むという字が女に石と書くのは、妬むという字に女と石というパーツをあてがいたいと思った「誰か」が存在したからだ。彼女たちを取り囲み、思惑通りの意味を与えようとする「誰か」というのは、ウテナのキャラクターにおいては「世界の果て」、現実世界においては「現実世界」そのものである。枝織はお姫様になる夢しか見てこなかった。誰もそれ以外の道を示してくれなかった。” “いまだネイバーフッドを構築するために「シスター」フッドが必要で、ヒューマニズムを実現するために「フェミ」ニズムが必要な現状を鑑みると、この本はやはり「『女』ともだち」でなければならない。” “全てのフィクションは現実世界を生きている人間の手によって作られる。意図的であろうと、無意識的であろうと、フィクションは現実世界の構造を少なからず引き継ぎ、引き受けている。”
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序盤から何となく腑に落ちないけどエッセイ出しなと思いながら読んでいたけど、知っている作品の話になって明確にこの著者とは考え方が合わないなと感じた。 「ジェンダーバイアスに囚われてはいけない」「女という枠に囚われてはいけない」っていう考え方にガチガチに囚われてる感じがする。
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原田さんらしいのだが、紹介されている作品をほぼ読んだこと、観たことがなく、あらいネタバレをくらいつづけている気分になってしまった。
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