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われら滅亡地球学クラブ 幻冬舎文庫
825円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2021/04/08 |
JAN | 9784344430822 |
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われら滅亡地球学クラブ
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われら滅亡地球学クラブ
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商品レビュー
3.4
8件のお客様レビュー
地球が滅ぶまで残り110日、そんな中で今しかできないことをやろうとする中高生4人の話。絶望しかない中で、滅亡前だからこそ出来ることをする4人みたいに、楽しげな最期を私も過ごしたくなる。生き残るために抗おうと思わんけど、楽しい最期のためには抗いたい。
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人生の終わりに何をしたいか 主人公たちの若さで考えるからこそ それは未熟さと切実さを伴っていて どうしようもない、ままならなさと理不尽さに 何だか申し訳ない気持ちにもなり いっとき話題になって自分も思い描いていたことを思い出した 隕石が衝突するとしたら、最期どうしていたいか 普...
人生の終わりに何をしたいか 主人公たちの若さで考えるからこそ それは未熟さと切実さを伴っていて どうしようもない、ままならなさと理不尽さに 何だか申し訳ない気持ちにもなり いっとき話題になって自分も思い描いていたことを思い出した 隕石が衝突するとしたら、最期どうしていたいか 普通に事故や病気で死ぬよりは、とても潔くて 一瞬で終わるだろうから苦しくもないし、ともすれば流れ星が綺麗かも!なんて思っていたけど きっといざその瞬間になったら怖くて怖くて直視できないだろうなともわかっていて 振動とか温度とか風とかが終わりの爆音を響かせていて だからその瞬間は家族といたいと思ったけど それまでに何をしたいかは考えていなかった そうでなくても1日1秒進むごとに 自分は死に近づいている そう考えれば踏みとどまっていることが とても勿体ないと思えてきて もっと前に進める気がしてきて ひとって皮肉だな、と思わずにいられない
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
地球に妖星デルタが衝突し、滅亡するまであと110日 暴動がおこり、情報は統制され、混乱する世の中 先生も次々と失踪し、自習の授業が増え続けるとある高校 滅亡地球学クラブのメンバーは 地球滅亡まで各自のやりたいことを探し、活動を粛々とこなしていく 妖星の観察 ピンホールカメラを使い巨大写真を撮る 地球消滅後の地域史を作る 妖星デルタは本当に衝突するのか? 地球は本当に滅亡してしまうのか? 自分たちにはどうやら来年はない…らしい でも、今やりたいことを 大好きな仲間たちと 地球が滅亡するその日まで やり続けたい 終末に向かう閉塞感の中で描かれるほの暗い青春小説
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