商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2021/04/06 |
JAN | 9784309418063 |
- 書籍
- 文庫
泣きかたをわすれていた
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泣きかたをわすれていた
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商品レビュー
3
4件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私の親はまだ介護なんて程遠い年齢だけど、いつか自分がその局面に立ったとき、どう考えるか、どう行動するかを考えるきっかけになった。自分はここまで献身的になれるのだろうか。また、親はそれを望むのだろうか。 また、人は子どもから大人になり、また子どもに戻っていくのだと感じた。 保育士の仕事は子どもの成長もやりがいの一つだと思うが、介護士の仕事はまた別のところがやりがいなんだろう。たとえば、その人がこころ安らかに過ごしている姿を支えるとかなのかな。私の知り合い高齢者施設の看護師として働く人がいるが、今度その人の話も聞いてみたいと思った。 小説では人が死んでいく姿もいくつか描かれているが、主人公は死を受け入れている様子で、こんな生き方・死への向かい方ができたら幸せだろうなと思った(そういう考え方になるまでに色々なことがあったんだと思うが)。 これ、実際に著者の方はシングルマザーの母親に育てられているということで、エッセイに近い部分もあるのかなぁ。
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表紙とタイトルに惹かれ・・著者を見ると落合恵子さん。 コラムやエッセイは好きだけど長編は初めて。 あ~、介護の話かぁ、リアル世代としてはちょっと・・と、少し読んでは放置、だったけれど、読み通すぞの信念ですすめていくとやっぱり、落合さんらしい心のひだの表現がすんなりと入ってきて、あ...
表紙とタイトルに惹かれ・・著者を見ると落合恵子さん。 コラムやエッセイは好きだけど長編は初めて。 あ~、介護の話かぁ、リアル世代としてはちょっと・・と、少し読んでは放置、だったけれど、読み通すぞの信念ですすめていくとやっぱり、落合さんらしい心のひだの表現がすんなりと入ってきて、あとは一気に読めた。 途中、「あのひと」が出てきたりいろんな女友達が登場する。 みなさん、理知的だし、なんというか、ちゃんと、生きているひとたち、って感じがした。 「いい加減」でおいておかないんだな~。 それは絵本のお店を開いている方のやさしい目線。
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シングルマザーの母親は、上手く娘を育てたなあ~と思いました。 母親と娘のベッタリ感が、お金のある人の介護が、私にはちょっと。
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