商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/04/06 |
JAN | 9784167916725 |
- 書籍
- 文庫
影ぞ恋しき(下)
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影ぞ恋しき(下)
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商品レビュー
4.7
4件のお客様レビュー
「いのちなりけり」「花や散るらん」に続く三部作の完結編! って三部作だったの? 前2作を読んだのがブクログの記録によると、約5年前。 自分のレビューも紐解きながらの読書となりました。 下巻です。 大阪城で対峙する右近。 ここから、様々な駆け引き、戦いが行われることに、さらに敵方...
「いのちなりけり」「花や散るらん」に続く三部作の完結編! って三部作だったの? 前2作を読んだのがブクログの記録によると、約5年前。 自分のレビューも紐解きながらの読書となりました。 下巻です。 大阪城で対峙する右近。 ここから、様々な駆け引き、戦いが行われることに、さらに敵方として登場するやはり隠密の根来衆。 根来衆、ののうの千代達、藤左衛門達の戦い。 そんな中から藤左衛門が良い味を出してきます(笑) いよいよ、追い詰められた、蔵人と清四郎。 右近との最終決戦となります。 生き残ることができるのか? 蔵人の生き様、咲弥の覚悟、夫婦の愛が染みます! 三部作で読まれた和歌が解説に書かれています 春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり いかにせん都の春も惜しむけれど馴れし東の花や散るらん 色も香も昔の濃さに匂へども植ゑけむ人の影ぞ恋しき もののふの物語、もののふの純情の物語。清々しい読後感。 一作目から順に読むことをお勧めします。
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蔵人と咲弥の口から語られる武士として、夫婦として、人としての生き方は、あまりに気高いだけに聞いた人に最初は戸惑いや嘲りを与えるものの、彼らが本当にその言葉通りの生き方をしている姿を見て改心とまではいかないが微妙に影響されていく様子が良い。 人は皆このように生きるべきだと葉室氏から...
蔵人と咲弥の口から語られる武士として、夫婦として、人としての生き方は、あまりに気高いだけに聞いた人に最初は戸惑いや嘲りを与えるものの、彼らが本当にその言葉通りの生き方をしている姿を見て改心とまではいかないが微妙に影響されていく様子が良い。 人は皆このように生きるべきだと葉室氏からの最後のメッセージをいただいたように感じました。
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生活環境が変わり、一月は一冊も読みきれませんでした。久しぶりの読了、投稿です。 このシリーズも完だと思うと淋しい。 第一巻では切なくもありましたが、こうまで崇高な景色になるとは。 千代と藤左衛門もなんか良い。
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