商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 2021/04/06 |
| JAN | 9784167916695 |
- 書籍
- 文庫
初詣で
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商品レビュー
3.6
10件のお客様レビュー
新しいシリーズに手をつけると、最後まで読まなければ気が済まなくなる。だからなるべく手を出さないようにしているのだが、性懲りもなく、また読み始めてしまった。 もっとも、このシリーズは「照降町四季」と題され、全四巻で完結する。舞台となる照降町は、現在の日本橋小網町あたり。魚河岸と芝...
新しいシリーズに手をつけると、最後まで読まなければ気が済まなくなる。だからなるべく手を出さないようにしているのだが、性懲りもなく、また読み始めてしまった。 もっとも、このシリーズは「照降町四季」と題され、全四巻で完結する。舞台となる照降町は、現在の日本橋小網町あたり。魚河岸と芝居町に挟まれた場所にある小さな横丁であった。 この横丁には、傘や雪駄、下駄を商う店が軒を連ねている。晴れの日には雪駄が売れ、雨の日には傘が売れる。照っても降っても商売になる――それで照降町という名がついた。 本編の主人公は、鼻緒挿げを生業とする女職人・佳乃。彼女を取り巻く人物のひとりが、元豊前小倉藩士の浪人・八頭司周五郎である。 この二人を中心に、照降町の人々の暮らしが生き生きと描かれていく。
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いただいた本。 時代物ですが、とても読みやすい。 こういう時代の優しさと厳しさがありますね。 主人公の佳乃の、一度失敗してからの強さと元からある芯が素敵。 佐藤泰英は2作目ですが、あまり波のある話ではなくても読み進めてしまう不思議な魅力があるようです。
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日本橋の側、照降町の鼻緒屋に駆け落ちをしていた一人娘佳乃が出戻ってきた。父が重い喘息を患っている事を知った佳乃は、自分のいない三年の間に手伝いで雇われていた浪人周五郎と共に、鼻緒挿げの仕事をする事を決意する。三年ぶりに戻って来た照降町の人達は、女職人として働こうとする佳乃を暖かく...
日本橋の側、照降町の鼻緒屋に駆け落ちをしていた一人娘佳乃が出戻ってきた。父が重い喘息を患っている事を知った佳乃は、自分のいない三年の間に手伝いで雇われていた浪人周五郎と共に、鼻緒挿げの仕事をする事を決意する。三年ぶりに戻って来た照降町の人達は、女職人として働こうとする佳乃を暖かく迎え入れてくれる。佳乃が職人として成長する様子を照降町の人達との関わりと共に描いた作品。 とにかく佳乃も照降町の人達も気風が良くて、読んでいて心地よい。 別れた男とのいざこざや父の病など悩みもあるが、仕事に打ち込み腕を磨く姿は応援したくなる。共に働く浪人周五郎も味のある人柄でいい感じ。なぜ重臣の次男坊が鼻緒挿の職人などをしているのか謎もある。 続編も楽しみ。
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