![アウトサイダー(下)](https://content.bookoff.co.jp/goodsimages/LL/001961/0019615082LL.jpg)
![](https://content.bookoff.co.jp/assets/images/banner/campaign/limited/blank-750-120.png)
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2021/03/25 |
JAN | 9784163913520 |
- 書籍
- 書籍
アウトサイダー(下)
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アウトサイダー(下)
¥2,420
在庫あり
商品レビュー
4.1
25件のお客様レビュー
うーん、これはホラーなのか? 全然怖くなかったよ? ミステリ小説としては、 まあまあだったかな。 「任務の終わり」 を読んだら、もうキングはいいかな。
Posted by
テリーの死により事件は終わりを迎えたはずだった。しかし疑念と悔恨を抱えたラルフは捜査を続ける。そして「ファインダーズ・キーパーズ探偵社」のホリーを加えた調査で判明したのは、恐るべき事実だった。過去にも似た事件が起こっており、冤罪の犠牲になったのはテリーだけではないこと。さらに新た...
テリーの死により事件は終わりを迎えたはずだった。しかし疑念と悔恨を抱えたラルフは捜査を続ける。そして「ファインダーズ・キーパーズ探偵社」のホリーを加えた調査で判明したのは、恐るべき事実だった。過去にも似た事件が起こっており、冤罪の犠牲になったのはテリーだけではないこと。さらに新たな人物が白羽の矢を立てられたということ。その陰にあるのは人知を超えた怪物・アウトサイダー。ラルフたちはそいつに打ち勝つことができるのか。 もうね、ホリーが登場したのが嬉しくて嬉しくて。ホッジズを失くした傷を抱え、不安定なところもまだまだありながら、それでも強くたくましくなったホリー。彼女には欠点も弱みも多くあるのだけれど、彼女自身がそれを受け入れうまく付き合おうとしているのが、とても心強いです。ああでもどうせならジェロームも一緒に活躍してほしかったなあ。 警告を発するアウトサイダーの不気味さ、アウトサイダーに取り込まれたあの人物の陰湿さが恐ろしいです。怪物を追い詰めるつもりで、だけれど罠に嵌められ待ち伏せされているのかも、という展開がスリリングで読む手が止まりませんでした。むしろ直接対決になってからの方が安心して読めたかも。だいたいこういうやつって、直接対決には意外と弱い気がしますねえ。
Posted by
上巻があまりにも容赦なくてリアルに凹んでたのだが、ここまで徹底的に追い詰めておきながら下巻の(作中の言葉を借りるなら)人間の善を目指す力を信じる姿勢は救いであり希望だった。 こういうところ本当にブレない。 だからスティーヴン・キングの本が好きなんだよなあと再確認するなどした。 ...
上巻があまりにも容赦なくてリアルに凹んでたのだが、ここまで徹底的に追い詰めておきながら下巻の(作中の言葉を借りるなら)人間の善を目指す力を信じる姿勢は救いであり希望だった。 こういうところ本当にブレない。 だからスティーヴン・キングの本が好きなんだよなあと再確認するなどした。 あと、スティーヴン・キングの文章が随所で本当に刺さってしまって動けなかった。 特にラスト20ページくらいのラルフとホリーのやり取り。 私にとって輝きそのもので心を鷲掴みにされてしまった。 なんでこんなドラマチックな書き方ができるんだ。 凄すぎるよ。 紛れもなくミステリー小説なのに、それよりも人と人が繋がる奇跡を大事にしているところが良いなあと思う。 暗闇を歩いていて先が見えなかったとしても、誰かとの絆が道標になる。
Posted by