商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 毎日新聞出版 |
発売年月日 | 2021/03/22 |
JAN | 9784620326740 |
- 書籍
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毒になる親 完全版
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毒になる親 完全版
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商品レビュー
3.8
9件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
(2024/03/29 3h) 「毒親」という言葉の初出・出典元。 家族というものの在り方を定義づけ、自分と家族とを客観視する作業に役立つ本です。 p.352 「自分の親になる」という言葉に感銘を受けました。
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たとえ日常的に虐待を受けたのでなくても、叩かれたり、冗談だとしても身体あるいは能力に対して侮辱的な言葉を言われたりした体験は、親に限らず、先生や同級生など、相手は誰であれ大人になっても記憶から消えないものだ。自分は虐待を受けていない、していない、だから関係ない、ではない。事実とし...
たとえ日常的に虐待を受けたのでなくても、叩かれたり、冗談だとしても身体あるいは能力に対して侮辱的な言葉を言われたりした体験は、親に限らず、先生や同級生など、相手は誰であれ大人になっても記憶から消えないものだ。自分は虐待を受けていない、していない、だから関係ない、ではない。事実として知っておく必要がある。
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二章 義務を果たさない親 この部分が特に自分には響いた。 子供が辛い状況に置かれた時に話を聞いたり、寄り添い心のケアをすることは【親が当然子供に行うべき義務】とのことだった。 これをしてもらえなかった子供は、自分には生きる価値がない、誰にも愛されない存在なのだ、と考えるようになる...
二章 義務を果たさない親 この部分が特に自分には響いた。 子供が辛い状況に置かれた時に話を聞いたり、寄り添い心のケアをすることは【親が当然子供に行うべき義務】とのことだった。 これをしてもらえなかった子供は、自分には生きる価値がない、誰にも愛されない存在なのだ、と考えるようになる。 まさに自分がそれだった。 こういう風に扱われた子供を"透明人間"と本書では表現していて、別作だが、『輪るピングドラム』で子供たちが子供ブロイラーという工場に連れて行かれ、ベルトコンベアに載せられ一人一人透明にされるシーンはこのことを表していたのかと本書を読んで気付くことができた。私もあの子供処理工場で透明にされた子供だったのだと今なら理解できる。
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