- 書籍
- 書籍
「男らしさ」はつらいよ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
「男らしさ」はつらいよ
¥2,200
在庫あり
商品レビュー
4
6件のお客様レビュー
コメディアンであるロバート・ウェップの自伝。 作者はイギリス、リンカンシャー生まれの男性だが、日本人男性の自分でもこれ経験あるぞと感じるものが結構あった。 まだ男らしさを抱いていない男の子が学校や友人たちの関わりのなかでいかに男らしさを身に着けてしまうのか、という部分は読んでいる...
コメディアンであるロバート・ウェップの自伝。 作者はイギリス、リンカンシャー生まれの男性だが、日本人男性の自分でもこれ経験あるぞと感じるものが結構あった。 まだ男らしさを抱いていない男の子が学校や友人たちの関わりのなかでいかに男らしさを身に着けてしまうのか、という部分は読んでいると日本やりも、より激しそうであった。 その後も彼が大学卒業までにさまざまな、悪い意味での男らしさを内面化するようなイベントを経験していく。 そうした過程を通して立派な男らしさという価値観を受け継いでいく人間が出来上がっていく。 だが大事なのは自分らしさであって、画一的な枠に落とし込む男性らしさや女性らしさではない。 作者はそういった男らしさに違和を感じ続けてきたらしいが、いざ男の子の子供が産まれて子育てするってなったときに男の子らしいを押し付けようとしてしまったらしい。 自分もそういった男らしさに違和を感じているが、内面化してなかなか見えない男らしさのようなものを抱えているのかもしれない、と感じた。 そしてエッセイとしてもとても面白く、期待してた以上に残るものが多かった。
Posted by
【琉大OPACリンク】 https://opac.lib.u-ryukyu.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BC06202618
Posted by
原題はHow not to be a boyで、直訳は男の子にならない方法、というものである。 自伝と書いてあったが小説のようなものであった。英国のコメディアンの半生記、と表紙にはあるが、コメディアンとしての書き方か訳し方なのか面白さがよくわからなかった。
Posted by