商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2021/03/04 |
JAN | 9784088826172 |
- コミック
- 集英社
忘却バッテリー(9)
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忘却バッテリー(9)
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商品レビュー
4.8
5件のお客様レビュー
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勇気を持って行動して、それが点につながったときの土屋先輩の表情を何度も読み返したい部分。 心から「僕にもできた!!」と喜んでる気持ちが伝わってきて、感動する。 要圭の過去も明かされてきて、ますます目が離せない
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帝徳戦。無名初参加からじわじわと気になる都立・小手指に。結構リアル。子ども時代から智将の記憶。忘却の理由。はるちゃんのために野球の勉強。ぜったいノート。 すごく真面目な野球マンガなイメージだけど、ここまでかなりギャグ多め。緩急差。
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ぜったいノートの秘密が明かされる9巻である。 予選準決勝の帝徳戦が幕を開け、ゲームの動きはスリリングながら大変面白いものになっている。 にもかかわらず、最もスリルがあるのが巻末の過去の物語というのだからたまげる他ない。 リアル極まりない「ご近所さんの家で同年代同士の子供を遊ばせる母親同士」の描写はさておき、そこから始まった清峰と要の二人の関係を描く過去話。 63話の演出からしてホラーだが、64話の恐怖は筆舌に尽くしがたい。 改めて述べるまでもなく、無責任な周りによって「殺されてしまった」だろう才能は枚挙にいとまがないだろう。 だが、ここまで如実に、それも小学生だっただろう彼に突き付けられた現実は、ただただ恐ろしい。 天才に見える人も、ただ必死に「もっと上の天才」に並ぼうと努力しているだけに過ぎない。 おそらく現実には、もっと上の天才の上に「もっともっと上の天才」がいる。 かくも辛きは勝負の世界なるかな、と。 それが、言ってもまだ幼い14歳頃の彼が引き受けている現実なのだと思うとまた胸に響くものがある。 野球模様も面白かったのに、それ以上に巻末が圧倒的だった。 本当にみかわ絵子さんの描く物語には圧倒されるほかない。 素晴らしかった。文句なしに星五つ、可能なら星六つくらいで評価したい巻である。
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