いきものづくしものづくし(2)

福音館書店(編者)

• 販売会社／発売会社: 福音館書店
• 発売年月日: 2021/03/04
• JAN: 9784834085099

商品レビュー

2021/06/27

大画面の生きものづくし・ものづくし＋別冊の解説本

｢おすとめす｣絵：しもかわらゆみ　解説：上田恵介
　雌雄で姿や大きさが違うものもいれば、ほとんど変わらないものもいる
　ほとんどが雌へのアピール。雄同士の戦いがあまり激しくないものは、雌雄であまり変わらない。
　☆クジャクグモの雄を見てみたい

｢いわばのさかな　すなぞこのさかな｣絵：廣野研一　解説：松浦啓一
　同じ岩場でも、岩場ごとの特徴により棲み分けられていることがわかる。
　カニなど硬いものを食べる魚の口は鳥のクチバシのようになっている。
　☆砂場からコンニチハするのはチンアナゴだけではないのか！

｢はなのいろとかたち｣絵：角愼作　解説：多田多恵子
　赤→青→紫→白→黄色とグラデーションになるよう花の色で配置している。
　虫たちにはお気に入りの色・形の花がある。茶色の恐怖。
　☆読み手の子どもはどの花が好きか指さしっこしても楽しそう。

｢こんちゅうのかお｣絵：松岡達英　解説：岡島秀司
　昆虫たちの正面顔づくし。迫力。
　ヒトの顔と比べると？触覚・目・口
　☆口のない成虫は大人の時期が重なってるのかな？

｢かばん｣絵：三宅瑠人　解説：編集部
　用途によって違うかばんの形。
　解説がクイズ形式になっている。
　☆お出かけしたくなる。エコバッグ…使いにくい。変わるものを探し中。

｢はたらくくるま｣絵：解説　平山暉彦　
　色合いがセピア色。町には色んな種類の働く車が走っている。
　働く車は自分だけの得意技を持っている
　☆どんなお仕事出来るか、一つ一つ指さしながら。車のオモチャを持っていたら、ワクワク度アップ。

｢おかし｣絵：大森裕子　解説：編集部
　和洋のお菓子づくし。
　砂糖だけで出来ているのに見た目がぜんぜん違う綿菓子と飴
　☆豆大福に目がくぎ付け。

2021/03/06

大判ものづくし図鑑。
平凡社の「えほん百科」が50年のときをへて戻ってきたような…

1冊につき7テーマ（「いきもの」４＋「もの」３）それぞれ見開きいっぱいの絵＋巻末に別冊「読む本」

おすとめす
いわばのさかな　すなぞこのさかな
はなのいろとかたち
こんちゅうのかお（高校生の娘は「無理」とのこと。人によっては苦手かも）
かばん
はたらくくるま
おかし（白泉社コドモエでおなじみ大森裕子さん担当、色遣いに品があっておいしそう）