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エピクテトス 人生談義(下) 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2021/02/18 |
JAN | 9784003360842 |
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エピクテトス 人生談義(下)
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商品レビュー
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自分の力が及ぶもの=意思と理性のみを重視し、力の及ばないもの=肉体、役職、財産、他人等には一切期待しない。そして意思を誘惑する様々な心象≒欲望を避ける訓練法などを勧めながら、逆に外的なものに意思を依存した人間の末路や有様が刻々と語られる… 「外的なものに一切依存しない」という姿...
自分の力が及ぶもの=意思と理性のみを重視し、力の及ばないもの=肉体、役職、財産、他人等には一切期待しない。そして意思を誘惑する様々な心象≒欲望を避ける訓練法などを勧めながら、逆に外的なものに意思を依存した人間の末路や有様が刻々と語られる… 「外的なものに一切依存しない」という姿勢は、リスク回避という後ろ向きな目的ではなく、意思を完全に自由にするためには捨てなければいけないものなのだ、と理解した。 上巻と下巻を通して読んだが、やっぱり思想の全体感を掴むには難しい。と思ったら、下巻最後の「要録」に40ページ程で全体の要約があった笑 なんだ、最初にこっちから読んでおけば良かった!
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われわれの力が及ぶのは「判断、衝動、欲望、忌避」といった、意志のみである。それ以外のものは力の及ばないものである。力の及ぶものだけに注意を払い、それ以外の事物に心を奪われるべきではない。 といった趣旨のことを述べ続けている。 度々ソクラテスやディオゲネスがリスペクトの対象として引...
われわれの力が及ぶのは「判断、衝動、欲望、忌避」といった、意志のみである。それ以外のものは力の及ばないものである。力の及ぶものだけに注意を払い、それ以外の事物に心を奪われるべきではない。 といった趣旨のことを述べ続けている。 度々ソクラテスやディオゲネスがリスペクトの対象として引き合いに出される。一方でエピクロスはやはり敵対視されている。 古代哲学は万物の根源(火だとか水だとかアトムだとか)を何なのかという命題をよく議論している。エピクロスは自然現象を知ることが不安を払拭し、心の安寧につながると考えていた。一方でエピクテトスは、そういった力の及ばないことを考えても無駄だという立場をとる。ここにもストア派と快楽派の異なる立場が見えて面白い。
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上巻と同じく意志を重視し、「意思と関わりのあるもの」と「意思と関わりのないもの」との区別が何度も繰り返されている。読んでいると確かに区別はちょっと哲学っぽい。物事を悪くとらえるのではなく、一度眺めて起こっている物事の現象だけ取り出し、自分の意志を加える、というのはすげーと思いつつ...
上巻と同じく意志を重視し、「意思と関わりのあるもの」と「意思と関わりのないもの」との区別が何度も繰り返されている。読んでいると確かに区別はちょっと哲学っぽい。物事を悪くとらえるのではなく、一度眺めて起こっている物事の現象だけ取り出し、自分の意志を加える、というのはすげーと思いつつ…難しいだろうなぁ…
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