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徳は孤ならず 日本サッカーの育将 今西和男 小学館文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2021/02/05 |
JAN | 9784094068818 |
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徳は孤ならず
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
今の日本代表監督である森保監督を育てた名将。読むまでは知らなかったが、その人柄と先まで見通す力、努力と行動力。すべてが尊敬に値する。こんな人物になれたら…後輩を抱える地位にいる、すべての人へ贈りたい一冊。
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育将といっても監督やコーチが主な職務ではない。晩年はゼネラルマネージャーとして、経営数字の立て直しやスカウティングに舵を切った方だ。 しかし、サンフレッチェ広島ではお金がなく生え抜き選手を育てる以外にない状況で、 ジュニアユースチームの立上げや寮の設立。 日記や個人目標の設定など、当時としては新しいメンタルトレーニングを取り入れている。 チームの成長フェーズに合わせて欧州から監督を招致し、自分だけでなく選手にも英会話を習わせた。 そんな今西氏の信念は「こいつらをサッカーバカにしたくない」で、初回面談では「引退したら何をするつもりなんだ」と選手に問う。 岐阜FCでは前任者が作り出した多額の借金返済に追われて東奔西走するも、サッカー協会の官僚主義、腐敗した保身思考に最後まで苦しめられ失脚する。 だが彼の功績は、現サッカー日本代表監督の森保一さんをはじめ、多くの指導者を輩出したことで証明されている。 「選手の成長より勝利を優先すると次につながらない、蹴っとけ、リスクを犯すな、選手の判断を奪う指示では、次のステージで勝てるチームに育たない」 過度な競争、選別主義に陥っている現在の部活動と照らし合わせ、スポーツを通して人を育てる意義を感じさせる一冊。
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なんて「映えない」タイトルと装丁(と帯…)なんだ。 でも、この文庫本の強さはそこなんだなと読後に思う。 前半パートのエモいエピソードで押し切らず、後半パートでは事実を積み重ね、ある組織の問題を追求していく。 そして、それらを繋ぐのはスポーツheads大好物の系譜の物語。 今西氏...
なんて「映えない」タイトルと装丁(と帯…)なんだ。 でも、この文庫本の強さはそこなんだなと読後に思う。 前半パートのエモいエピソードで押し切らず、後半パートでは事実を積み重ね、ある組織の問題を追求していく。 そして、それらを繋ぐのはスポーツheads大好物の系譜の物語。 今西氏から紡がれたハードワークがここで躍動している。 木村元彦氏のドキュメンタリーは、友だち皆んなに感想聞きたい。
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