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物理学者のすごい思考法 インターナショナル新書067
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物理学者のすごい思考法 インターナショナル新書067

橋本幸士(著者)

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物理学者のすごい思考法 インターナショナル新書067

924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社インターナショナル/集英社
発売年月日 2021/02/05
JAN 9784797680676

物理学者のすごい思考法

¥924

商品レビュー

3.7

49件のお客様レビュー

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2024/10/06

物理学に興味を持って欲しい、と言う気持ちで「小説すばる」に連載されたものらしいが、物理学より、物理学者に興味が湧く一冊。 物理学者というか、要は、オタク。 自分の興味対象に異様な執着を持ち、徹底して没入し、その対象を通してしか、表現もコミュも取れず、身だしなみも含めて、その対象...

物理学に興味を持って欲しい、と言う気持ちで「小説すばる」に連載されたものらしいが、物理学より、物理学者に興味が湧く一冊。 物理学者というか、要は、オタク。 自分の興味対象に異様な執着を持ち、徹底して没入し、その対象を通してしか、表現もコミュも取れず、身だしなみも含めて、その対象に関わりのないものにはなんら価値を認めない。 それが、創作の世界か物理学かっていう違いだと思う。 そうは言っても、須く全ての要素を備えているわけでもなく、一般人と価値観の一部を共有できるオタクの話は面白い。 こういうところ多分一般から見たら変だけど面白いよね、と言うことが客観的に分かって、面白く描ける人。 掲載のエピソードで、単に物理学のことを呟いているだけのとかはそうでもないが、一般の代表の奥さまが落ちに出て来るものは普通に面白いわあ。 研究室での、研究者のマウントの取り合いは、大阪のおもろいにいちゃん達が、相手のおもろいことに被せてもっとおもろいこと言うたろと頑張りながら、おもろさがハレーションおこしていく雰囲気にも似てる。 著者は、もともと数学が好きだったそうだ。 それでも大学の数学に違和感があった。 数学とは、自分たちで新しい言語を作っていく学問であって、自分がやりたかった「数学」とは違うと気がつくあたりが、一番好きかな。 高校までの「教科」と、学問の分類が、対応してないと言うのは、ものすごく分かる。

Posted by ブクログ

2024/04/29

橋本氏の本は、過去に何冊か読んだことがありまして、それらが面白かったので、こちらも読んでみました。 自分自身、物理学科卒、ということもあり、納得できる部分がたくさんありました。 たとえば橋本氏は、「無限」という言葉を使わないようですが、自分も、「無限」は、本当に「無限」であるこ...

橋本氏の本は、過去に何冊か読んだことがありまして、それらが面白かったので、こちらも読んでみました。 自分自身、物理学科卒、ということもあり、納得できる部分がたくさんありました。 たとえば橋本氏は、「無限」という言葉を使わないようですが、自分も、「無限」は、本当に「無限」であることを表す場合しか使いませんし、他にも「絶対」とか「最高・最低」といった言葉は、それらが定義できる場合を除き、使いません。 そういえば、会社の採用試験の面接官をしている際、エントリーシートの趣味の欄に「読書」と書いている人に「どんな本を読みますか?」と聞くと、たいてい「何でも読みます」という回答が返ってきます。 そこで、「では、科学関連でおすすめの本があれば教えてください」と聞くと、たいてい「そういう本は読みません」と言われます。 そういう場合、心の中で「何でも読むって言ったじゃん!」と怒りつつ、次の質問に進む羽目になるので、「何でも読みます」と言われたら、まずはおすすめのジャンルを聞くようになりました。 そんなわけで、普通の人が使う「何でも読む」は、どうやら「いろんな小説を読みます」ぐらいの意味しかないことを、45歳ぐらいのときに初めて知りました。 それはさておき、橋本氏には、最強ともいえるパートナーがいますね。 それは、橋本氏の奥様。 非物理学者かつ主婦の代表として、基本的には常識的に振る舞いつつも、ときに橋本氏の斜め上をいく思考を展開することで、橋本氏の思考を打ち砕く、素敵な奥様。 その存在が、橋本氏の魅力をさらに引き出しているように思います。 ちなみに、巻末に参考図書が13冊紹介されているのですが、そのうち10冊は読んだことがあります。 できれば、残りの3冊も読んで、橋本氏に近づきたいと思います。

Posted by ブクログ

2024/03/04

物理学的思考法、心掛ければすごく簡単なのなら出来そうな気がする……と思ってしまうぐらい、面白かったです。 心に、科学を!

Posted by ブクログ

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