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桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい 小学館文庫
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桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい 小学館文庫

片瀬由良(著者)

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桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい 小学館文庫

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2021/02/05
JAN 9784094068757

桜の花守 桜春国の鬼官吏は主上を愛でたい

¥682

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2021/08/17

設定はそれなりに重い部分もあるけど、出てくる人達がとことん温かくていいやつばかりなので穏やかに読めた。

Posted by ブクログ

2021/03/14
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

国難の際には自らの体を「はじまりの火」にくべることで国を救うという王。 事実、白妙の母はそうやって命を落とした。 冒頭はそんな重い話から始まるのに、樒はどうしてああなった。 カラフルな手燭はあれかな、サイリウムかな。 主上の絵姿をあれだけ集めている姿は、アイドルオタクさんと何ら変わりなく。 あれで成績トップだったんだよ、彼は。 もう一度言おう。 どうしてこうなった。 樒の残念っぷりと同僚の性別逆転ぶりが非常に楽しい作品。 粗筋からこんなコメディ調は想像していなかった。 白妙も王としては破天荒だし。 (でもいい王様だ) 同年代の子たちが和気藹々としながら協力し合い、そして主上ラブすぎて残念がすぎる樒にツッコミを入れながら様々な問題を解決していくのは、学園ものを見ているかのような楽しさがあって、こちらも読んでいて心が弾んだ。 みんないい子たちなんだよ。 それでいて、ちゃんと有能なんだよ。 性格はみんなそれぞれ難ありだけど。 樒の身の上が存外早く分かったことにも驚いたり、各国の王もまた破天荒揃いで笑ったり、いざという時は前述通り命を投げ出さないといけない王様を描いているのに、重くなりすぎていない。 寧ろテンポよく楽しい作品というのは稀有な魅力だと思う。 また樒のあの残念っぷりにツッコミを入れつつ楽しみたいので、続きを待ちたい所存。 まだ主従関係から抜け出していない二人だけど、最後に少し伏線も出てきたし、恋愛面に発展するのかも期待したい。 そしてますます残念になってほしい樒くんである。 (もう少し言い方はないものか)

Posted by ブクログ

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