ようこそ！あかちゃん せかいじゅうの家族のはじまりのおはなし

レイチェル・グリーナー(著者), 艮香織(訳者), 浦野匡子(訳者), クレア・オーウェン(絵)

• 販売会社／発売会社: 大月書店
• 発売年月日: 2021/01/20
• JAN: 9784272405688

商品レビュー

2022/07/29

国立女性教育会館 女性教育情報センターOPACへ→https://winet2.nwec.go.jp/bunken/opac_link/bibid/BB11506836

2021/06/17

これすごい。
肌の色や服装とかが多様なのはもちろん、
補聴器がついていたり
車椅子に乗っていたり
タトゥーが入ったりしてる。
話の流れに、淡々と。
性交が生殖のためだけでなく、お互いを大切に思っている気持ちを確かめるために行うとも書かれてる。
もちろん同意のことも。
生物学的な性別は生まれたときに医者が確認するもので、インターセックスやDSDのことも書かれてる。
人工受精のやり方も具体的に描かれてる
プラスチックの管や細い針でシャーレの上で受精することやら

2021/04/21

イギリスでは5歳〜を対象としているとのこと。性教育は、様々な人権に深く関わっているんだと考えさせられた。
この絵本は、子どもだからと変にファンタジーにせず、ちゃんと事実を伝えているのも良い。
また、色々な言葉使いや挿絵にも色々な形の家族が描かれており、多様性への意識が感じられる。
あとがきにもハッとさせらた。性教育の本で、精子が泳ぎ、卵子が待つといった表現、精子と卵子が王子と姫として描かれているもの…知らず知らずに何かを植え付けていないか？子どもには、偏見をもたず色々な立場の人の事を思える人になってもらいたいと思うが、そのためには親も学び続け、一緒に自分の中の気付いていない偏見に向き合い続ける必要があると思った。