全身マヒのALS議員 車いすで国会へ 命あるかぎり道はひらかれる

舩後靖彦(著者), 加藤悦子(著者), 堀切リエ(著者)

• 販売会社／発売会社: 子どもの未来社
• 発売年月日: 2021/01/14
• JAN: 9784864121859

商品レビュー

2021/03/20

42歳でALSと診断されて今日まで、舩後さんの向き合ったものは、何を読んでも聞いても私などには到底理解しえない。そういうものと闘い続け、向き合い続けている方を、心から尊敬する。一方で、自分の弱さに打ちのめされる。
本当の共生社会とは何なのかを教えてくれるのは、舩後さんたちのように勇気をもって声を上げてくれる方たちだ。その声に向き合い、自分のことてして考える勇気を、誰もが持たなければならないと思う。

2021/03/10

たとえ身体が動かなくなっても、できることはたくさんある（いわんや、身体が自由に動くならなおさら）。勇気をもらいました。
急激に身体の自由が聞かなくなっていくALSの恐ろしさ、ALS患者の意思疎通や食事の日常から、出張の手配やギター演奏まで自分で行う舩後さんのエネルギッシュな一面まで、よくまとめられた本でした。児童向けですが、大人の入門書としても最適です。本文は難しい感じにはルビがあり、小学校中学年くらいから読めると思います。
たまたま手に取った本でしたが、読んで良かったです。障害や福祉に興味がなくても、前向きに生きるための本としても薦めたいです。

2021/03/06

ALSという難病のため、全身マヒがあり人工呼吸器をつけた舩後さんが国会議員になりました。なぜ舩後さんは国会議員になろうと思ったのでしょう。そして舩後さんのまわりでどんな変化がおこったのでしょう。中学年の児童にもよくわかる内容で、読む人に新たな視点を与えてくれる本です。