商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本実業出版社 |
発売年月日 | 2020/12/24 |
JAN | 9784534058256 |
- 書籍
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落語でわかる「民法」入門
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落語でわかる「民法」入門
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商品レビュー
3
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民法を学ぶ上で一番わかりにくいな、と感じたのが、具体例が思い浮かばないこと。判例は確かに具体的だけれど、権利関係が込み入っていて、逆に頭に入ってこない。そういった意味では落語の中で民法を学ぶのは権利関係がすっきりしていて、馴染みやすいように感じた。社会背景が現代とはかけ離れていて(「子別れ」とか、虐待まがいだよな、今では)、民法の何をテーマにしていたんだっけ?となってしまう部分はあるけれど、取っ掛かりにはよい読み物だと思った。
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企画倒れ感の漂う残念な本。落語ネタに拘泥するあまり本来もっと裾野が広がる話が尻切れトンボで終わってしまう。 例えば、離婚時の財産分与について、その対象となるのは「夫婦の協力によって婚姻時から別居時までの間に取得した財産である(P132)」とあるが、結婚前に大金持ちの男と結婚した女...
企画倒れ感の漂う残念な本。落語ネタに拘泥するあまり本来もっと裾野が広がる話が尻切れトンボで終わってしまう。 例えば、離婚時の財産分与について、その対象となるのは「夫婦の協力によって婚姻時から別居時までの間に取得した財産である(P132)」とあるが、結婚前に大金持ちの男と結婚した女性が、離婚時に莫大な財産をせしめるケースがなぜ起こるのかさらに詳しく知りたいものです。 やはり、現代の民法を解説するには、現代の具体的な話を手がかりにした方がわかりやすい。取り上げられた落語もさして面白くもないし・・ もちろん、勉強になった点もありました。 中国社会では一人っ子政策の影響で「黒戸」と呼ばれる無戸籍の子供が社会問題となっている話は有名だが、日本にも1万人以上いるらしい。その理由は、離婚成立前に他の男性との子供ができても離婚成立後300日以内に生まれた子は前夫の子と推定されるので、それを避けるために無戸籍を選ぶ事例が多いそうです。(P116) ただ、こうした問題解決に弁護士として何かしらの具体的提案もないので消化不良ではあります。
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