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伊達一族の中世 「独眼龍」以前 歴史文化ライブラリー515
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伊達一族の中世 「独眼龍」以前 歴史文化ライブラリー515

伊藤喜良(著者)

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伊達一族の中世 「独眼龍」以前 歴史文化ライブラリー515

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 吉川弘文館
発売年月日 2020/12/17
JAN 9784642059152

伊達一族の中世

¥1,980

商品レビュー

4

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2025/01/20

本書は、伊達一族の歴史、特にその本拠地や戦闘における役割を中心に述べている。特に『吾妻鏡』の記述を基に、彼らの戦闘、地理的背景、および系譜に関する詳細が記載されている。 2. 伊達一族の戦闘と地理的背景 2.1 島盆地の戦い - 戦いの経過: 大軍を率いた頼朝が鎌倉を出発し、奥...

本書は、伊達一族の歴史、特にその本拠地や戦闘における役割を中心に述べている。特に『吾妻鏡』の記述を基に、彼らの戦闘、地理的背景、および系譜に関する詳細が記載されている。 2. 伊達一族の戦闘と地理的背景 2.1 島盆地の戦い - 戦いの経過: 大軍を率いた頼朝が鎌倉を出発し、奥羽に進軍した経緯が記されている。特に、福島盆地での鎌倉幕府軍と平泉軍との激闘が強調されている。 - 戦闘の詳細: 伊達郡阿津賀志山において平泉軍が防御体制を整え、頼朝軍との間で激しい戦闘が展開された。この戦いでは、鎌倉軍が初めて勝利を収め、平泉軍が敗北したことが記録されている。 2.2 戦闘の戦術 - 防御と攻撃の戦術: 平泉軍は二重堀を構築し、鎌倉軍の攻撃に備えていたが、鎌倉軍は奇襲を成功させ、平泉軍を圧倒した。 - 重要な人物: 戦闘における重要人物として、伊達氏の初代となる常陸入道念西の子孫が言及され、彼らが戦闘において重要な役割を果たしたことが示されている。 3. 伊達一族の系譜 3.1 系譜の解釈 - 初代とその名: 伊達氏の初代に関する議論があり、様々な文献が異なる解釈を示している。特に、朝宗と宗村の名が混在しており、系譜の解釈が複雑であることが指摘されている。 3.2 系譜の重要性 - 歴史的文脈: 伊達一族の系譜は、彼らの権威や正統性を示す重要な要素であり、歴史的な位置づけが求められている。 - 家系図の変遷: 時代を経て、伊達氏の系譜がどのように構築され、どのような認識が形成されてきたかが論じられている。 4. 結論 本書は、伊達一族の歴史的な役割や戦闘における奮闘、さらには彼らの系譜に関する複雑な議論を通じて、彼らの歴史的重要性を浮き彫りにしている。特に『吾妻鏡』を基にした分析は、伊達一族の歴史を理解する上で欠かせない資料である。

Posted by ブクログ

2022/03/25

「独眼龍」正宗以前、福島盆地を拠点にしていた時期の伊達一族を通史的に叙述した内容。鎌倉~南北朝期の系図を批判的に検証して実像に迫る試みが興味深かった。支配の正統性につながる家格を求めたと思われる祖先伝承の形成過程も面白い。

Posted by ブクログ

2022/01/11

伊達政宗以前の伊達氏の歴史が詳細に書かれていて、鎌倉時代など不明な点の考察なども含めて、伊達氏の歴史を理解する上でいい本だと思います。

Posted by ブクログ

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