商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 医学書院 |
発売年月日 | 2020/11/24 |
JAN | 9784260043557 |
- 書籍
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「身体拘束最小化」を実現した松沢病院の方法とプロセスを全公開
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「身体拘束最小化」を実現した松沢病院の方法とプロセスを全公開
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商品レビュー
4.5
3件のお客様レビュー
身体拘束最小化対策が義務化された現在、2012年から「身体拘束最小化」(ゼロではない)に取り組んでいる精神科病院での具体的な取り組みで、非常に参考になった。身体拘束は「切迫性」「非代替性」「一時性」が原則であるが、「何が身体拘束か」は施設によって基準が違う、そのためはまず「基準」...
身体拘束最小化対策が義務化された現在、2012年から「身体拘束最小化」(ゼロではない)に取り組んでいる精神科病院での具体的な取り組みで、非常に参考になった。身体拘束は「切迫性」「非代替性」「一時性」が原則であるが、「何が身体拘束か」は施設によって基準が違う、そのためはまず「基準」を決めるのが第一。そして「身体拘束最小化」は目的ではなく、患者さん一人一人の人生に寄り添った治療目的を達成するための一つのステップであり、このボタンの掛け違いに気を付けること。そして「身体拘束をしない」同意書の導入は家族とのスタートラインに立つためのステップであること。そして乗り越えるべき3つの壁、医療安全、治療方針、そしてこころの壁。トップダウンによるよりも、まずは現場、看護部がやる気になることが第一。拘束を減らすには何よりもコミュニケーション。患者さんと対話、スタッフ同士で対話、骨を折り工夫をしながら成功体験を一つずつ積み重ねていく、それが良い循環につながっていく、その具体的実践がかかれている。本書を読み、まず一歩を踏み出そうという気になった。
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理念…要は理屈中心の理想論満載と思いきや、しっかりハウツーで驚いた。私は病院勤務ではないが、身体拘束をなくしていくという方針を院長が掲げた時の現場の戸惑いと不安は想像できる気がする。それをどうやって払拭していったのかについても具体的に書かれている。といっても松沢病院の成功例に過ぎ...
理念…要は理屈中心の理想論満載と思いきや、しっかりハウツーで驚いた。私は病院勤務ではないが、身体拘束をなくしていくという方針を院長が掲げた時の現場の戸惑いと不安は想像できる気がする。それをどうやって払拭していったのかについても具体的に書かれている。といっても松沢病院の成功例に過ぎないと言ってしまえばそうだが。しかし、あるべき管理職の姿が身体拘束の事例を通じて描かれているとも読めるのでビジネス書としても活用して欲しい、というのは言い過ぎだろうか。けれど、医療福祉に関係ない業種でも、トップがそれまでの慣例を破って新しいことを始めようとしたときのハウツーがしっかり書かれていると思う。
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事例は写真や実際の発行物も含めてあり大変参考になります。一つ一つ取り組みを積み上げたいから、エッセンスだけでも、まずは自分が取り入れたくて読んだ
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