商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 二見書房 |
発売年月日 | 2020/11/24 |
JAN | 9784576201597 |
- 書籍
- 文庫
そして彼女は消えた
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そして彼女は消えた
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『完璧すぎる結婚』を読んだときのようにドッヒャ~と驚きたくて本作を。 次女が失踪してから10年間、心身が弱り切っていた母親に訪れた幸せ。全体の3分の2ぐらいに差しかかる頃に嫌な予感に襲われ、そのまま奈落の底へ突き落とされます。 騙された感は『完璧すぎる結婚』のほうがずっと上ですが、なんとも言えないやるせなさが募り、物語としての面白さは同等。 亡くなった次女は還らないけれど、新たに気づかされたことはある。救いが見えます。監禁ものは映像化するとよりキツそうですが、観たい気もする。 それにしてもこの表紙、二見文庫の官能小説シリーズのほうみたい。
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15歳の娘エリーが行方不明になり10年、色褪せた日々を過ごす母ローレルが見舞われる違和感の数々。 あらすじにはサイコスリラーと書いてあるけど、不思議な読み心地の中に、ロマンスの要素もある…なんだかわからないまま一気読みしてしまった。 “普通”の選択肢を選んでいたはずが、痛ましい出...
15歳の娘エリーが行方不明になり10年、色褪せた日々を過ごす母ローレルが見舞われる違和感の数々。 あらすじにはサイコスリラーと書いてあるけど、不思議な読み心地の中に、ロマンスの要素もある…なんだかわからないまま一気読みしてしまった。 “普通”の選択肢を選んでいたはずが、痛ましい出来事になってしまった部分は決して後味が良くない。 それでも頁をめくる手を止められなかった。 終盤、“現在”の感情の解きほぐされた感覚とエピローグのやるせなさは、言い表す言葉が見つからない。ミステリーではなく、スリラー。 出来事が惨いとは思うけど、イヤミスとも違う。 人に何の薦めればいいか分からないけど、一気読みさせる力のある物語。
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