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「環境の科学」が一冊でまるごとわかる
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「環境の科学」が一冊でまるごとわかる

齋藤勝裕(著者)

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「環境の科学」が一冊でまるごとわかる

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 ベレ出版
発売年月日 2020/11/16
JAN 9784860646363

「環境の科学」が一冊でまるごとわかる

¥1,870

商品レビュー

3.3

8件のお客様レビュー

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2025/02/01

環境に何かできることがないか考える前に実際何が問題なのかの確認 地球自身、寒冷な氷期と温暖な間氷期を繰り返している 間氷期は2万年〜10万年続く 現在の間氷期は1万1000年前に始まり、天文学的に次の氷期は2〜3万年後と言われており、間氷期がまだしばらく続く可能性は高い 地球が...

環境に何かできることがないか考える前に実際何が問題なのかの確認 地球自身、寒冷な氷期と温暖な間氷期を繰り返している 間氷期は2万年〜10万年続く 現在の間氷期は1万1000年前に始まり、天文学的に次の氷期は2〜3万年後と言われており、間氷期がまだしばらく続く可能性は高い 地球が自律的に気温を上昇させている可能性もある しかし太陽エネルギーを溜め込む温室効果ガス、特に二酸化炭素の産業革命以降の濃度上昇が著しいことも事実 温室効果ガスにより気温が高くなることに加え、 気温が高いと気体は水に溶けにくくなるため、 海水に溶けていた二酸化炭素が空気中に放出されてさらに気温が高まるという正のフィードバックがかかっている 温暖化により氷が溶け、海水の体積が膨張し、20世紀末には海面が50cm上昇すると言われている 二酸化炭素を減らさなければいけない 温暖化の一因として二酸化炭素濃度とは別に、マントルの移動により地球表面温度が影響を受けていることも可能性としてはある 水の問題として日本で下水処理施設のある生活をしている人の割合は79%であることがあげられる アメリカとほぼ同程度ではあるが、オランダは99%、イギリス、ドイツは97%である 家庭から出る排水に含まれるのは台所や風呂から出る有機物や化学薬品、トイレから出る屎尿、ホルモン 下水処理施設がなければこれらが放流されることになる さらに下水には家庭排水を流すものと雨水を排水するものの2種類があるはずだが、日本ではこれらが一緒になっていることが多い そのため大雨の際には下水処理が間に合わなくなり、これもまた放流に近い状態になってしまう 分離することが課題である 酸性雨は金属製品を錆びさせ、塩基性のコンクリートは溶け出して脆弱化し、湖水は酸性となり水生生物が被害を受け、山間部では植物が枯れ保水能力を失い洪水を頻発するようにさせ、肥沃土が流れ植物が生えなくなり、砂漠化する 原因は工業地帯が燃料として使用した化石燃料 石炭や石油を燃やすと硫黄化合物や窒素酸化物ができ、雨に溶け、硫酸や硝酸を降らせる 砂漠化の要因としては耕作しすぎによる塩基集積、放牧しすぎによる草の枯渇、森林伐採による保水力の低下もある 人口が急激に増加しており、その人口を養うにはそれだけの農産物が必要となるため、さらに砂漠化は進むと言われている 砂漠の緑化の方法として、高吸水性樹脂と草方格の利用がある

Posted by ブクログ

2025/01/14

学生時代に学んだ環境問題から始まり、普段ニュースで取り上げられている環境問題を取り上げて解説している一冊。入門書としては読みやすかったので、環境問題に関心がある方にはオススメ。

Posted by ブクログ

2024/08/28

「一冊でまるごとわかる」という謳い文句通り、いろんなことが一冊に濃縮されている。YA向けや入門編としては非常にわかりやすい切り口と文章量で構成されている。こういう本はありがたい。

Posted by ブクログ