

商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 田畑書店 |
発売年月日 | 2020/11/16 |
JAN | 9784803803761 |
- 書籍
- 書籍
小説
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
小説
¥2,200
在庫なし
商品レビュー
5
1件のお客様レビュー
増田みず子19年ぶりの新刊。この人がもう75歳になると知り感慨を覚えた。 自身の病いや親の介護などで慌ただしくしているうちに出版社と疎遠になり依頼がなくなって発表する場を失っていったとのこと。また体力の衰えにより書けなくなった、とも。 シングル・セルでこの人の虜になって何作か...
増田みず子19年ぶりの新刊。この人がもう75歳になると知り感慨を覚えた。 自身の病いや親の介護などで慌ただしくしているうちに出版社と疎遠になり依頼がなくなって発表する場を失っていったとのこと。また体力の衰えにより書けなくなった、とも。 シングル・セルでこの人の虜になって何作か読んだがこれが一番だった。増田みず子のファンではなくシングル・セルのファンかもしれない。 内容はエッセイのようであり私小説のようでもある。本人曰く、今まで書いてきたものの中でもっとも読み返して面白い、という。 家族との確執やその死について触れる前半は重い。後半、ジムでトレーニングするようになって体力がついてきた影響か、内容が前向きに。 増田みず子だから読んだ、読めた、というところはある。もはや何を書いても小説になる、そういう領域にいる人だと思う。
Posted by