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幻獣の話 講談社学術文庫
924円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2020/11/12 |
| JAN | 9784065216163 |
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幻獣の話
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幻獣の話
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商品レビュー
3.5
3件のお客様レビュー
想像上の生き物たちをテーマにしたエッセイ集は、古代から現代に至るまでの幻獣にまつわる多様な視点を提供します。マルコ・ポーロの目に映った一角獣や、日本の日光東照宮に刻まれた霊獣たちなど、さまざまな文化に根ざした幻獣の存在を探求する中で、著者は人間がなぜこれらの異様な生き物を生み出すのかという問いを投げかけます。博物学的なアプローチを超え、幻獣を取り巻く人間の思考や文化的背景に焦点を当てることで、読者は新たな視点を得ることができるでしょう。特に、ロボットを幻獣の一種として捉えるユニークな視点も印象的で、現代における幻獣の概念を再考させられます。全体として、軽妙な語り口によって織りなされるこの作品は、知識の喜びを感じさせてくれる一冊です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
しっかりとした辞典を選ぶとしたら、「幻獣辞典」(ボルヘス)が河出文庫で出ている。原典に挑むとすれば、「東方見聞録」「山海経」などが手に入りやすい。この薄い文庫本は、それらに向かうための先導役としては打ってつけかもしれない。 黄金の国チパングを広めたマルコ・ポーロは、「私はホント...
しっかりとした辞典を選ぶとしたら、「幻獣辞典」(ボルヘス)が河出文庫で出ている。原典に挑むとすれば、「東方見聞録」「山海経」などが手に入りやすい。この薄い文庫本は、それらに向かうための先導役としては打ってつけかもしれない。 黄金の国チパングを広めたマルコ・ポーロは、「私はホントに見たんだ」と主張して、ホラ吹きの異名を取った。しかし、今になってみると「樽のような蛇がのし歩いた」「スマトラに棲む一角獣」「犬の顔を持った人間」の正体は、その描写が詳細なだけに容易に推察がつく、ということを実はこの本で初めて知った(答え合わせは本書の一章目を見て)。 ※コレ、ゼッタイクイズ番組のネタになる。 大航海時代が終わって、架空の生き物が「博物誌」から消えるのは18世紀後半らしい。反対に言えば、それまでには、立派な学者が大真面目に架空の生物を論じていたということだ。 日本の日光東照宮には霊獣が、種類にして150余、総数約800体、一つの建物を埋め尽くすように刻まれているという。そうか、そういう処だったんだ!突然行きたくなった。鳳凰、龍、麒麟の他に龍馬、猩猩(しょうじょう)、獏、やがて鳴蛇(めいだ)、蜃、息とかかなりマイナーな幻獣のオンパレードである。 それらの主な原典は「山海経」。もとは中国古代の地理書ではあるが、やがて百科全書になったという。紀元前3世紀の戦国時代に成立、その後何度も手を加えられた。小野不由美「十二国記シリーズ」のもとになっているのは御承知通り。 だから、学者が語らなくなっても語り手はなくならない。幻獣の話は古代の専売特許ではない。現代こそ、うごのたけのこ、の如くウヨウヨと蔓延っている。池内紀さんはロボットもその一つだという。 人間はなぜ幻獣を産み出すのだろうか? 明確な答えの出ない、この問いを、池内紀さんは絶えず発している。 私は、さまざまな答えを用意しながら イメージを宇宙にまで広げている。
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この手の本だともちろんボルヘスの「幻獣辞典」が有名だ。 幻獣辞典は博物学的に幻獣を集め紹介した本であり、この本 にもそういう面はあるのだが、それよりはもっと、幻獣達の 周りや背景でうごめく人間達に焦点を当てた本と言えるの ではないだろうか。ロボットを幻獣として取り上げている のも...
この手の本だともちろんボルヘスの「幻獣辞典」が有名だ。 幻獣辞典は博物学的に幻獣を集め紹介した本であり、この本 にもそういう面はあるのだが、それよりはもっと、幻獣達の 周りや背景でうごめく人間達に焦点を当てた本と言えるの ではないだろうか。ロボットを幻獣として取り上げている のも面白かった。
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幻獣といってもいろいろな想像上の生物を集めた本ではない。そういう面もあるが、それにまつわる著者の考えを述べたエッセイ集とでもいったところ。最後は畸形からロボットまで及ぶ。著者は、あとがきにある「奇妙な生き物を生み出した人間」について語りたかったもののようだが、全体的にまとまりがな...
幻獣といってもいろいろな想像上の生物を集めた本ではない。そういう面もあるが、それにまつわる著者の考えを述べたエッセイ集とでもいったところ。最後は畸形からロボットまで及ぶ。著者は、あとがきにある「奇妙な生き物を生み出した人間」について語りたかったもののようだが、全体的にまとまりがないようにも感じられる。
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