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未来のアラブ人(3) 中東の子ども時代(1985-1987)
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未来のアラブ人(3) 中東の子ども時代(1985-1987)

リアド・サトゥフ(著者), 鵜野孝紀(訳者)

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未来のアラブ人(3) 中東の子ども時代(1985-1987)

1,980

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 花伝社/共栄書房
発売年月日 2020/11/09
JAN 9784763409409

未来のアラブ人(3)

¥1,980

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2024/02/12

★少年の驚きから父母の満たされなさへ★ソルボンヌで博士号を取った父が老けてきた。額や口元のシワ、白髪、お腹の膨らみで歳をとった雰囲気がよく出ている。子どもである著者の視点以上に父親の悩みが話の中心となっている。 シリアの田舎出身ながらありえないような素晴らしい学歴を取得し、お祈...

★少年の驚きから父母の満たされなさへ★ソルボンヌで博士号を取った父が老けてきた。額や口元のシワ、白髪、お腹の膨らみで歳をとった雰囲気がよく出ている。子どもである著者の視点以上に父親の悩みが話の中心となっている。 シリアの田舎出身ながらありえないような素晴らしい学歴を取得し、お祈りはせず、進歩的なムスリムを意識する。でも社会で評価されずイライラが募る。そして家庭では母がフランスに帰りたがる。そもそもシリアで暮らしているだけですごい胆力だと思うが。 「未来のアラブ人」が認められない父の苦しみが主題となってきたのは、著者が小学校3年生となり父の悩みが分かるようになった時期だったからなのか。その子ども時代の自分の意識の変化を、大人になってから客観的にとらえられるのが著者のすごさだろう。 割礼に対する父の反発と同意の変遷はもう少し詳しく知りたい。それにしても次はサウジの大学で職を得るとは。

Posted by ブクログ

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