るろうに剣心 ―明治剣客浪漫譚・北海道編―(巻之五) ジャンプC

和月伸宏(著者), 黒碕薫

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2020/12/04
• JAN: 9784088824789

商品レビュー

2021/08/23

　月刊ペースのせいか、背景や小道具や効果線の描き込みが丁寧だ。
　あの悪役が人間的成長を遂げて再登場。
　左之助は好敵手に恵まれている。『聖闘士星矢』なら紫龍のポジション。

2021/05/02

武田観柳はビジネス哲学を持った人間に描かれる。これはセルフリメイク漫画「るろうに剣心─キネマ版─」でより明確に出ていた。そこでは封建社会の特権階級であった武士を憎み、四民平等の世の中で商才を発揮できた人物として描かれた。この視点は民間に負担や我慢を押し付けるだけの無能公務員体質が蔓延している現代日本で刺さる。だからこそ21世紀の作品で、この要素が登場したのだろう。とはいえ、阿片の売人にビジネスパーソンの哲学を語らせることは無理がある。依存性薬物売人の癖に何を言っているのかとなる。

2021/02/20

「るろうに剣心明治剣客浪漫譚・北海道編　和月伸宏/黒碕薫　集英社　2020年」赫力と言う血流を操る新キーワードが登場。左之助の二重の極み炸裂。やはり昔のキャラの定番必殺技が楽しい。オッサンホイホイ。