商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 三笠書房 |
発売年月日 | 2020/11/06 |
JAN | 9784837928393 |
- 書籍
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渋沢栄一「生き方」を磨く
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渋沢栄一「生き方」を磨く
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商品レビュー
4.1
7件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
印象的な箇所 ①自分の私利私欲のために生きるのでなく、公益のために生きるべきという一節。皆が公共のものを利用し、社会に支えられて生きている以上、自らも社会のために生きるという心構えを持つべきで、そういった生涯目標を置くべき。 ②冨貴や貧賤で人生の成功を決めるべきではない。それはあくまで結果論であるため。道理に欠けず人のために生きること。それを成功と論ずることで、社会の秩序は守られる その他 ・良い習慣を身につけることで、品格、器量が養われていく。成功者ほど、小さな事を疎かにしない。 ・遊びも集中して取り組む。何事にも集中することが仕事への集中にもつながる。心を散漫にするのは、何事にもおいても成功できない。
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江戸文化をプロテスタント(キリスト教)を以て工学処理したのが、明治政府。 労働と時間観念の構築が、最もはっきりした形。 日本列島という枠の中から西欧の概念を使って青写真を作り、精緻な張り子細工として再生した時代。 現状、二十一世紀の今を見ると、変化量の最大出力が、レプリカ次元ま...
江戸文化をプロテスタント(キリスト教)を以て工学処理したのが、明治政府。 労働と時間観念の構築が、最もはっきりした形。 日本列島という枠の中から西欧の概念を使って青写真を作り、精緻な張り子細工として再生した時代。 現状、二十一世紀の今を見ると、変化量の最大出力が、レプリカ次元までしかダメったんだろうな。
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渋沢栄一の生き方の根本となる考え方が網羅された一冊。 以下の3点が非常に興味深かった ①孔子が富貴を嫌ったのは誤った解釈であると渋沢栄一は考えていると言う事。宋朝の朱子が日本に孔子の考えを持ち込んだ際に、富貴貨殖と仁義道徳は相入れないと言う誤った思想を蔓延させた。孔子はあくまで正...
渋沢栄一の生き方の根本となる考え方が網羅された一冊。 以下の3点が非常に興味深かった ①孔子が富貴を嫌ったのは誤った解釈であると渋沢栄一は考えていると言う事。宋朝の朱子が日本に孔子の考えを持ち込んだ際に、富貴貨殖と仁義道徳は相入れないと言う誤った思想を蔓延させた。孔子はあくまで正しい道を踏んで富を積めと言っていると渋沢栄一は解釈している。いわゆる「清貧」からの脱却する事で、日本全体を豊かにしていこうと言う考えの元、渋沢栄一が様々な事業を成功させた事は富貴貨殖と仁義道徳が両立する事を身を持って証明していると感じた。 ②一時の成功や失敗は長い人生の中で泡沫のようなもので、目先の事にこだわって成功や失敗を論ずるより、道理に則って行動する事が価値ある人生につながると言う一節。インターネットで情報が氾濫しているか中で、効率的に情報を集める事は大切な事だが、自分が行っている事が世のため、人の為にきちんとなっているのか?それを踏まえた上での情報収集なのか?という事はそれ以上に大切にしていきたい。 ③身体が健康で努力家で行動に節度があり、何をやらせても先輩を安心させるように仕上げるだけでなく、その上想定外の事をやるなら必ず賞賛されるに違いないという一節。人から認めてもらうにはこの順番で物事を行う事が大切だと感じた。いきなり想定外の事をやろうとしてはいけないし、まずは身体を大事にしながら周りの人から安心して仕事を任せられる存在になろうと思った。
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