商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
発売年月日 | 2020/10/23 |
JAN | 9784865782844 |
- 書籍
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新型コロナ「正しく恐れる」
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新型コロナ「正しく恐れる」
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4.8
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事前説明すべきワクチンの副作用。国民全体からすればすごくいいワクチンで、副作用で亡くなる方がほんのわずかだとしても、被害に遭った人にとっては100%。大集団を見ることと、個々を見ること、この両方を頭に入れておかなくてはならない。「副作用があった場合は補償します。治療法も誠実に考えます」ということを、事後でなく事前に言っておかなくてはならない。特にマスコミの教育が必要。どんなに低い確率でも、あなたがその一人になる可能性があるということ。井上亮・編、西村秀一「新型コロナを正しく恐れる」、2020.10発行。
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新型コロナウイルスによる影響が出始めて1年が経過し、様々な情報が飛び交っているが、何かモヤモヤするものが存在し続けた。 これまでも、感染症以外に仕事の件で、様々な数値的な資料を集めようとしたが、国が発表している数字では、数字と数字を繋げるキーとなる数字が揃わないことがよくあった...
新型コロナウイルスによる影響が出始めて1年が経過し、様々な情報が飛び交っているが、何かモヤモヤするものが存在し続けた。 これまでも、感染症以外に仕事の件で、様々な数値的な資料を集めようとしたが、国が発表している数字では、数字と数字を繋げるキーとなる数字が揃わないことがよくあった。それは、食糧問題になることも有り、冷静に考えると国防になることにも関係するので、わざと公表していないのかと理解していた。 今回も同じく、大枠の数字は分かっているが、詳細分析するとなると、数字が分からない。 その前に、ウイルスについてもう一度認識してみたく、専門家の書籍を手に取った。 この本はインタビュー形式で、インタビューを受けているウイルスの専門家は西村秀一さんはウイルスの専門家である。 現職は国立病院機構仙台医療センター臨床緊急部ウイルスセンター長という立場でありながら、ダイヤモンドプリンセス号に乗り込み、現場確認を行うなど、組織のトップだから現場は部下に任せっきりにするというタイプの人ではなく、自信でこれまでの海外での経験などから導いてきた理論を確認することもいとわないという人のようである。 文章の中には、見えない恐怖に対して、適切に対応していくことの難しさと、そしてそれを専門家としての目線でどう考えているかが記されていた。 誰も死に無くはないが、いつか死ぬ日がやってくる。 様々なことが管理出来るようになってきた社会において、リスク0を目指すことは良いが、リスクを0にする事は出来ない。 リスクを0い近づけようとすれば、驚くほどのコストが発生する。それが今の新型コロナウイルスへの対策であろうと考えられる。 この質面倒くさいと思われる本を読むのをためらう方は多いだろうが、本を裏から開いていってもらいたい。P.215から逆に読んでいってもらいたい新型コロナウイルスへの対策がHow toで書かれている。 そこから興味が湧けば、始めから読んでみるのが良いと思う。
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名著。コロナ関連、感染症関連本を何冊か読んでいるけれど、本書は外せない。タイトルの通り「正しく恐れる」必要があり、冒頭に引用されている寺田寅彦氏の「もの怖がりすぎたり、怖がらなすぎたりするのはやさしいが、正当に怖がることはなかなかむづかしい」がまったくその通りでぐうの音も出ない。...
名著。コロナ関連、感染症関連本を何冊か読んでいるけれど、本書は外せない。タイトルの通り「正しく恐れる」必要があり、冒頭に引用されている寺田寅彦氏の「もの怖がりすぎたり、怖がらなすぎたりするのはやさしいが、正当に怖がることはなかなかむづかしい」がまったくその通りでぐうの音も出ない。PCR検査の欠点を知らずにただ検査数を増やせという意見を始め、世の中に流布している中で正しくない情報を一刀両断してくれる。原因が「空気感染」ではないかということは何度も書かれており、そのことが報道で大きく伝わらないのは不思議で仕方がない。
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