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豆の歴史 「食」の図書館
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豆の歴史 「食」の図書館

ナタリー・レイチェル・モリス(著者), 竹田円(訳者)

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豆の歴史 「食」の図書館

2,420

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 原書房
発売年月日 2020/10/23
JAN 9784562058549

豆の歴史

¥2,420

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2020/12/18

豆は栄養があり、豆腐、枝豆、味噌汁、しょう油など日常の食事でお世話になっている。今では、持続可能な社会を目指す上で、貴重なタンパク源を得られるとして人気だ。 そんな豆にも暗い過去があった。それは、貧しい人の食べ物というレッテルを貼られていたことだ。まさかの「負け犬」...

豆は栄養があり、豆腐、枝豆、味噌汁、しょう油など日常の食事でお世話になっている。今では、持続可能な社会を目指す上で、貴重なタンパク源を得られるとして人気だ。 そんな豆にも暗い過去があった。それは、貧しい人の食べ物というレッテルを貼られていたことだ。まさかの「負け犬」だったとは、現代からは想像もつかない。 紀元前4000年頃、シュメール文明が誕生して、階級社会になり、豆が珍しくなくなり肉への関心が富裕層の間で高まると、豆は「貧者の食べ物」にされてしまった。 豆に対する偏見を持つ人たちがいた。それは、消化に悪いのみならず、性的衝動を抑圧する、ハンセン病の元凶とまで言われていた。 そして、「消化の風」というキザな言い方をされていたあの「プー」というガスの原因なので、豆の旗色は悪かった。 豆にまつわる伝承と文学では、節分を取り上げている。18世紀の木版画には、家族が豆を食べている。そこに男性が豆を投げ入れようとしている姿が描かれている。 そして、1904~05年の日本の漫画には、おかめのような顔をした女性が兵士たちの武運を願って豆を投げている姿が描かれている。 豆はこれからも人々の生活を支える重要な穀物であり続ける。どのような食べられ方をしていくか気になる。

Posted by ブクログ

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