商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/10/23 |
JAN | 9784044005894 |
- 書籍
- 文庫
読書と人生
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読書と人生
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商品レビュー
3.2
6件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
好きなフレーズをいくつか。 「人々の頭脳の現在はその人々の過去の履歴の函数(関数)である。それである人があるときにAという本に興味を感じて次にBに引きつけられるということが一見いかに不合理で偶然的に見えても、それにはやはりそうなるはずの理由が内在しているであろう。」 ーわが中学時代の勉強法 「A is B, A is not B. この二つの命題は両立しうる。なんとなればそれぞれの終わりに if C is D, if C is E.という文句が抜けているのが普通である。我々はこの事を忘れて果てのない議論に時間を空費している。」 ー 人の言葉ー自分の言葉
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この作家は科学者にして名随筆家でも有名だ。内容は戦前の話なので、昭和風情が満載で味わいのある本だった。
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タイトルに惹かれて手に取りました。岩波文庫でも持っているので、若干重複している部分もありましたが、全体的に面白く読みました。科学者でありながら文学者でもあった寺田寅彦の透徹した明晰な思考は今辿ってみても決して古くなく、寧ろ今だからこそ読まれるべき著書だと思う。読書好きとしては『丸...
タイトルに惹かれて手に取りました。岩波文庫でも持っているので、若干重複している部分もありましたが、全体的に面白く読みました。科学者でありながら文学者でもあった寺田寅彦の透徹した明晰な思考は今辿ってみても決して古くなく、寧ろ今だからこそ読まれるべき著書だと思う。読書好きとしては『丸善と三越』が特に面白く、この時代の丸善へ行ってみたくなる。『一つの思考実験』も興味深く、共感できるところが多かった。解説が若松英輔さんなのも良い。
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