商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日経BP |
発売年月日 | 2020/10/16 |
JAN | 9784296106974 |
- 書籍
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核兵器のない世界へ
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核兵器のない世界へ
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商品レビュー
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核兵器のない世界への流れと逆行する流れを解説しつつ、広島ご出身の岸田さんご自身の経験や思いを綴られています。 NPTと呼ばれる、核不拡散条約の再検討会議。 これは5年ごとに行われているのだけれど、ちょうど発効から50年の2020年の会議がコロナで吹っ飛んでしまった。2年後に延期され実施されたのだけれど、ロシアのウクライナ侵攻のちょうどあとで、さらに核軍縮とは逆行する流れが今も続いている。 コロナで吹っ飛ばなくてもこうなっていたのかもしれないけれども、 いろいろなことが重なって今の現状があるなーと思ったり。でもそのいろんな影響はコントロールできるものでもない気もしたり。 NPTの会議の流れのほか、オバマ政権期のこと、アメリカのNPR、北朝鮮などの周辺国との関係での核兵器の脅威、宏池会のことや、原発を含めた原子力のことなど、書かれています。 2021年に首相となった岸田さん。この本はその前に書かれていて、 日本が核兵器保有国と非保有国との間で先鋭化している溝を埋めるような、橋渡し役ができることを論じられています。 その中でも強調されていたことの一つが、各国リーダーの被爆地の訪問。 核だけではなく動機をなくすこと、そのために日本でできることがある… でも時間がかかるし焦ることではない… 単純な話ではないことは理解しつつ、 ぜひこれまでのご経験、見識を活かし、日本としての役割をリードしていっていただけたらよいなーと思いつつ、本を閉じますが、希望はなくはない。
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選挙を意識した内容だからか、「私は〇〇をした」「私が〇〇を言った」というアピールが多めの内容。宏池会について書かれた章は勉強にはなった。核兵器廃絶に向けた世界の流れや全体像を知るのには役立つと思う。
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