1,800円以上の注文で送料無料

追憶の東京 異国の時を旅する
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

追憶の東京 異国の時を旅する

アンナ・シャーマン(著者), 吉井智津(訳者)

追加する に追加する

追憶の東京 異国の時を旅する

2,420

獲得ポイント22P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2020/10/15
JAN 9784152099518

追憶の東京

¥2,420

商品レビュー

3.5

3件のお客様レビュー

レビューを投稿

2022/03/14

大坊珈琲館、素敵な場所だったたのだろうと想像した。 ゆっくりを好み、自分がコーヒーを淹れている間に眠ってしまうぐらいがいいというところが好き。 もうなくなってしまったんだな。

Posted by ブクログ

2022/02/21

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 2000年代はじめ、作家は東京タワー近くで鐘の音を聞く。それは江戸時代から人々に時刻を知らせていた鐘だった。その音に導かれるように彼女の巡礼ははじまる。史跡を訪ね、語り部たちと交わる。そのなかで、災禍や戦争、開発により様変...

図書館の本 読了 内容(「BOOK」データベースより) 2000年代はじめ、作家は東京タワー近くで鐘の音を聞く。それは江戸時代から人々に時刻を知らせていた鐘だった。その音に導かれるように彼女の巡礼ははじまる。史跡を訪ね、語り部たちと交わる。そのなかで、災禍や戦争、開発により様変わりした街の記憶と、ずっと変わらない日本の心に触れてゆく。日本文化に通じた識者たちから称賛された、外国人作家による日本紀行文の新たな傑作!英国の伝統ある旅行専門書店が主催する“スタンフォード・ドルマン・トラベルブック・オブ・ザ・イヤー賞”最終候補。 現代の東京に住んで東北の震災を経験し、遠く江戸時代の時間を考察するアメリカ人の視点で書かれた作品。 日本人だと鐘が時を告げたということは普通のことになっているからここに着眼するって面白いと思ったの。 そしてやっぱり三島由紀夫は避けて通れないのか。彼の美学は日本人の理解と外国人の理解ではやはり違うのかと思うことがおおかった。 『大坊珈琲店』は言って見たかったと思うお店でした。 Old bells of Tokyo by Anna Sherman

Posted by ブクログ

2021/07/10

セイコーミュージアムのホームページに、「時の鐘」についての説明がある。少し長くなるが、引用したい。 【引用】 江戸時代における時刻制度には、不定時法が使われていました。不定時法とは、一日を夜明けと日暮れを基準にして昼と夜に分けてそれぞれ6等分し、その長さを一刻(いっとき)と呼ん...

セイコーミュージアムのホームページに、「時の鐘」についての説明がある。少し長くなるが、引用したい。 【引用】 江戸時代における時刻制度には、不定時法が使われていました。不定時法とは、一日を夜明けと日暮れを基準にして昼と夜に分けてそれぞれ6等分し、その長さを一刻(いっとき)と呼んでいました。一日のうちでも昼と夜の一刻の長さは異なり、しかも季節によっても変わるため、常に一刻の長さが変化した複雑な時刻制度でした。 当時の時報の中心的な手段は、時を知らせる鐘(「時の鐘」)で、「時の鐘」には「城の鐘」「寺の鐘」「町の鐘」と複数の種類があって、昼夜を通して報知がなされていました。 【引用終わり】 本書「追憶の東京 異国の時を旅する」の原題は、The Bells of Old Tokyoであり、Bellsは、上記の「時の鐘」のことである。 筆者は、英国在住の作家、アンナ・シャーマン。2000年代のはじめに10年余りを東京で過ごし、そのときの経験をもとに本書を書いたと紹介されている。 本書についての訳者の紹介を、これも少し長くなるが、引用しておきたい。 【引用】 本書は、作家がかつて暮らし、見聞きし、心にとどめた東京の姿を詩情あふれることばでつづる、街歩きの記録であり、タイトルが示すとおり、街と時間をめぐるエッセイです。 東京で暮らしはじめ、仕事のかたわら日本語を勉強していた「わたし」=著者が、ある日の夕方、東京タワーの近くで耳にした増上寺の鐘の音に心惹かれ、引き寄せられるようにして”時の鐘”を訪ね歩きます。”時の鐘”は、時計がまだ一般的でなかった江戸時代、町に時を知らせていた古い鐘で、十か所あまりが幕府公認とされていたというもの。訪ねていく先に鐘はあったりなかったりするのですが、書物をたよりに歩く道すじで、時の流れのなかで失われたものと、時がのこしていったものがともにかたちづくる東京の風景を”再発見”してゆきます。 【引用終わり】 街歩きの舞台は、日比谷・日本橋・浅草・赤坂・目白・根津・上野・築地、等。時の鐘は江戸幕府が江戸の町に時を知らせるために設けたものなので、江戸城、今の皇居周辺が所在の中心となる。 また、単純な街歩きの記録ではない。土地土地の歴史を調べ、ゆかりの本を読み、そのうえで、狙いをつけた人にインタビューをするという構成になっている。書くのに相当に手間暇がかかった本だと思う。 面白い。 面白い本であるが、エッセイというよりも、時々、学術書のように思えることがある。気軽に読める本ではない。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品