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屋根の上のことばたち ねんてん先生の文学のある日々 弐
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屋根の上のことばたち ねんてん先生の文学のある日々 弐

坪内稔典(著者)

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屋根の上のことばたち ねんてん先生の文学のある日々 弐

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新日本出版社
発売年月日 2020/10/10
JAN 9784406065108

屋根の上のことばたち

¥1,870

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2020/11/25

坪内稔典はユニークな俳人。  三月の甘納豆のうふふふふ  水中の河馬が燃えます牡丹雪 なんて俳句を見ると驚くよね。なかなかさばけた人柄のようだ。その稔典さん(ねんてんさん、って呼ばれているみたい)が、気楽な感じで俳句、短歌、詩、小説、身辺のこと、少年時代のことなどを述べたもの。楽...

坪内稔典はユニークな俳人。  三月の甘納豆のうふふふふ  水中の河馬が燃えます牡丹雪 なんて俳句を見ると驚くよね。なかなかさばけた人柄のようだ。その稔典さん(ねんてんさん、って呼ばれているみたい)が、気楽な感じで俳句、短歌、詩、小説、身辺のこと、少年時代のことなどを述べたもの。楽しくて、穏やかな気持ちになり、しみじみとする。 もともと日本の1年には、野(農業の期間)と山(狩猟や炭づくりの期間)の2つの期間しかなかったのだが、大陸から四季の文化が伝わって取り入れた。四季というのは文化的な装置なのだーというのが興味深かった。 夏目漱石の兄と樋口一葉の縁談の話があったそうだというのも驚いた。なんか惜しい感じ。与謝野晶子や、石川啄木、正岡子規、立原道造,草野心平、堀辰雄の話などもしみじみしてしまう。稔典さんの少年時代の話もよかった。生まれは、四国の佐多岬半島だそうだ。いいところだったそうだが、今は原発ができてしまった。  

Posted by ブクログ

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