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統計で考える働き方の未来 高齢者が働き続ける国へ ちくま新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 筑摩書房 |
発売年月日 | 2020/10/09 |
JAN | 9784480073495 |
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統計で考える働き方の未来
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統計で考える働き方の未来
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商品レビュー
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統計で考える働き方の未来 著者:坂本貴志 2020年10月10日第一刷発行 名著。現在から今後の日本の最大の社会課題として少子高齢化を設定。そこから生まれる年金はじめとした諸問題の解決策は定年退職後の高齢者が、各種の現場労働を担うことと。 現状の社会福祉制度の中で、高齢者が年金...
統計で考える働き方の未来 著者:坂本貴志 2020年10月10日第一刷発行 名著。現在から今後の日本の最大の社会課題として少子高齢化を設定。そこから生まれる年金はじめとした諸問題の解決策は定年退職後の高齢者が、各種の現場労働を担うことと。 現状の社会福祉制度の中で、高齢者が年金を貰いすぎている事で、世代間の仕送り型モデル(現役世代→高齢者)に限界が来ていると指摘。高齢者が消費する分を自ら稼ぎ出すようになればこの問題は綺麗に解決すると。発行は2020年なのだが、直近の税制改革の議論の先を行った論点になっている。 政府機関の統計数値やリクルートワークス研究所の議論が下敷きになっており、説得力高い。各種の統計数値の変化だけではなく、その裏側にある個人個人の心情や考え方の変化に焦点を当てている。将来的に実質的な引退時期が70歳過ぎまで延長され、企業引退後もゆるゆると働き続けることになるから、いわゆる悠々自適な黄金の15年は現在の現役世代にはやって来ない。それをすでに日本社会は織り込み始めている。
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新書なのに、280ページを超える分量があり、読了するまでなかなか時間がかかりました。 著者は、豊富な労働データ等を用いるとともに、グラフや各種計表を効果的に織り交ぜながら、今後の日本の高齢者労働の在り方について論理的に述べられていて、納得できる内容でした。 高齢者が働けるうちは...
新書なのに、280ページを超える分量があり、読了するまでなかなか時間がかかりました。 著者は、豊富な労働データ等を用いるとともに、グラフや各種計表を効果的に織り交ぜながら、今後の日本の高齢者労働の在り方について論理的に述べられていて、納得できる内容でした。 高齢者が働けるうちは、できる限り細く長く働けば、今の日本が抱える年金問題や労働問題がすっきり解決するという主張には、共感を持てました。 日本の将来に明るさを感じられる良書です。
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労働に喜びを感じる価値観は、勤勉と倹約を尊しとする儒教的影響がある。為政者には都合がよい。 中堅男性の価値創造機能が相対的に低下したために、賃金が低下した。 野党はどこの国でも格差の広がりに焦点を当てる。 非正規につく理由は人それぞれ。消極的な理由ではなく積極的な理由の人もいる...
労働に喜びを感じる価値観は、勤勉と倹約を尊しとする儒教的影響がある。為政者には都合がよい。 中堅男性の価値創造機能が相対的に低下したために、賃金が低下した。 野党はどこの国でも格差の広がりに焦点を当てる。 非正規につく理由は人それぞれ。消極的な理由ではなく積極的な理由の人もいる。 ジニ係数は近年は改善している。 格差関連指標は、高齢化とともに上昇するのが一般的。2010年以降は格差問題の進行が落ち着いている。 非正規、所得格差、未婚問題は同時並行で進んだ。 非正規労働は、障害未婚と貧困を生む。 経済財政諮問会議は、規制緩和を主導した。 子育て世代や高齢者にとっては、非正規は魅力的。 生活保護は長期的に増加傾向にある。高齢者が占める割合は50%以上。 家計調査は記入負担が大きいので、共働きが抜け落ちる傾向がある。 給与が上がっても、社会保障費と消費税の負担が重くなっている。 マクロ経済スライド制で、5年ごとの検証が始まった。100年安心の年金制度ができた。所得代替率が53%から50%に下がる予定が、デフレで上昇した。 年金額が減って、自主的に支給開始年齢を繰り下げる。その分働くようになる。 労働市場の自浄作用はまだうまく働かない。当局の監視も人手不足で行き届かない。使用者と労働者の政治力のバランス。経営側を縛り付けるルールはできにくい。 フリーランスは働き方は収入が途切れるリスクを取れる人でないと選べない。 AI化で保険金融の営業職が減る。不動産営業は高度なため増えている。 運搬従事者、ビル建物清掃員は不足している。 仕送りシナリオか、就業延長シナリオか。
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