商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
発売年月日 | 2020/10/07 |
JAN | 9784344430273 |
- 書籍
- 文庫
寄生リピート
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商品レビュー
2.5
2件のお客様レビュー
読了 漫画のような読みやすさでサクサク進み、一撃で読了 全体的に軽い感じで特に印象的なものはなかったかな… 違和感だらけのご都合的なストーリーと、薄いキャラ設定のせいで恐怖感もあまり伝わらず、終わり方も「え?」という感じで無理矢理恐怖感を押しつけた感が否めない 風呂敷広げて...
読了 漫画のような読みやすさでサクサク進み、一撃で読了 全体的に軽い感じで特に印象的なものはなかったかな… 違和感だらけのご都合的なストーリーと、薄いキャラ設定のせいで恐怖感もあまり伝わらず、終わり方も「え?」という感じで無理矢理恐怖感を押しつけた感が否めない 風呂敷広げてみたものの使いこなせなかった感じだったなぁと 以前高評価した『あなたが愛した記憶』と設定がやや似ているため、どうしても比較してしまったのだと思う 文字で伝える怖さって本当に難しいと思う 映像だったら、不意打ちで「わっ!」みたいなことしたり、明らかにここから出てくるぞ的な場所をアピールして恐怖感を生み出させたりとかあるけど、文字って各々のイメージの仕方でだいぶ変わってくるし、本質的な怖さって言えばいいのかな?狂気的とか執着的とか?そういった表現が自分の感覚や経験とマッチした時に初めて恐怖になる気がするんだよね だからこそ本当にゾッとする本に出会うのって、人に言われて感じたものじゃなく、自分が感じたって言う直球の感情がとてもいい気持ちになる 自分好みのお店を見つけた時のあの感覚に似てるな 直球の感情ってなかなか感じないし、日本人らしく感情抑え込みがちなので、海外ドラマのように感情を全面に押し出して、HA-HAHA!と陽気に笑いまくるストレスフリーな生活を送ってみたいもんです
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
中学生の颯太を巡るめくるめく人間模様ホラー。まさに“親の因果が子に報い”。 話全体からあまり怖さを感じないのは不満だったけど、初対面で涙を流す成彦のヤバさと垣間見せる純粋さの人物表現は絶妙。嫌悪しながらふとした瞬間に揺れる悠紀子の女心も分かる。でも結局彼の執念が一番の怖さの肝だったな。関わっちゃいけない人間に死んでも纏わりつかれる絶望。恨みや愛憎を抱き抱かれる関係と親子関係をオーバーラップさせた設定も巧みで惹き込まれた。 要々に魅力を感じる作家さんなので、これからもヒィッとなる発想でホラー書き続けてほしい。
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