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山學ノオト
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | エイチアンドエスカンパニー/ツバメ出版流通 |
発売年月日 | 2020/10/05 |
JAN | 9784990759636 |
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山學ノオト
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商品レビュー
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4件のお客様レビュー
わたしは、都会の歩いても歩いても町がずっと続いているところが好き。 昔の人の行動範囲は極端に狭く、田舎はその前提で作られているから、ある程度歩くと川や山や海にぶつかって、車を使わないと出られなくなっている(例えば、松下村塾の近くの宿の高齢の中居さんは、松蔭が繋がれていた牢へは「そ...
わたしは、都会の歩いても歩いても町がずっと続いているところが好き。 昔の人の行動範囲は極端に狭く、田舎はその前提で作られているから、ある程度歩くと川や山や海にぶつかって、車を使わないと出られなくなっている(例えば、松下村塾の近くの宿の高齢の中居さんは、松蔭が繋がれていた牢へは「そんな遠いところへは行ったことがない」と言った、というような感覚のこと)。 その閉塞感が本当に怖くて、あのままだったら病気になってたと思う。 だから町に出られてよかった。 都会の人は地域を食い物にしてはいけないけれど、地域の人も都市を攻撃することで価値を見出してはいけない。 過疎化が進む理由のひとつは、この閉塞感への回答がないからじゃないですか。 と同時に、お金がないと何もできないという無力感が怖くて、就職してないと自分には価値がないんだろうか、と疑問を感じていた時でもあり。 税金保険料年金の支払いを考えると就職は楽だけど。就職してない人だってたくさんいる。仕事って何? というタイミングだったのでちょうど読みたかった内容で面白かったです。 ただ、3月のライオンで「地位と名誉と金のために」対局に臨む、という発言もとてもかっこよくて心に残っている。 死ぬ気で、殺す気で書く、ってかっこよくないですか。それは美しく生きる、ってことじゃないですか。 あと、消費する時は、自分も消費される覚悟をもて、とは思うかな。 文系の人間は、現代社会で使われている技術をほとんど理解できないので恐怖や嫌悪感を表現しがちだけど、理系の人間は、論理的に理解した上で、ほほう、そんな工夫をするのですね、とかよりよいアイデアもある、とかいった感想をもつのは面白いと思いました。 最初好きだと思ったのに読みながらだんだん懐疑的になってきたのは、素直にうらやましい、素敵な暮らし、と思えないのは、不安を煽る話し方をする人は信頼できないからかな。 二項対立が全てじゃないし、急いで答えを出す必要もない。 でも実験途中なのはみんなお互い様だから、私も勇気をもって、失敗に怯えすぎず、くさらず軽やかに生きていきたいと思いました。
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本屋に飾ってあったのを、紙質と活字とその並びの綺麗さで、衝動買いしました。奈良県の東吉野村に移住、障害者の方のための就労支援というカタギの仕事をしながら、自宅を「図書館(本屋ではない)」として解放、イベント、雑誌発行、ポッドキャスト(オムラヂ)をやっている方の日記。 情報発信して...
本屋に飾ってあったのを、紙質と活字とその並びの綺麗さで、衝動買いしました。奈良県の東吉野村に移住、障害者の方のための就労支援というカタギの仕事をしながら、自宅を「図書館(本屋ではない)」として解放、イベント、雑誌発行、ポッドキャスト(オムラヂ)をやっている方の日記。 情報発信している方ならでは、人的ネットワークの広がりが感じられます。都市=経済合理的な行動原理に疑問を感じ、そうじゃない非合理的なところも感じながら生きる日々が綴られています。 ただ、合理的ー非合理的という二項対立は良くないと言いつつ、たまに垣間見えるのは、都市・金・経済・合理的に対する「そうじゃないよ」という心持ち。「ゴールを決めて意識高く自己啓発」の逆、ユルく、もやっと、頑張らない。。 そんな文章の箇所に来ると、これはこれで「ユルさ」の「意識高い系」って感じで、またありがちな仮想敵である「都市・合理性」の分析、解像度の低さに「うっ」となります。 ここに出てくる政治家・編集者への嫌悪や、好きな本など趣味は自分と似てますが、都市に住み暮らしてる自分にとって、どうしても気が合わないのが、この「ユル意識の高い系」という人たち。。途中何回か、ヌルっとしたとこを感じながら、でものんびり読んでしまいました。 青木さんのいいところは、仕事を持ってるとこ、プロレス好きなとこ、伊集院光好き、ステーキ好き、温泉などなど、結構「俗」なところ。 この本がほのぼの面白いのは、頭で考える「山学」論でなく、日々の日記=身体性のある記述が中心だからだと思います! とても楽しめました。 「彼岸」本も読みたくなりました。
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御書印をもらいに行った三鷹・よもぎブックスに置いてあったので購入した。内田樹氏のツイッターなどで見かけていた人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」などの活動を知りたいと思ったので読んだもの。結論としては読む順番が違った模様。こちらは2018年末~2019年の日記と一部まとまった文章で...
御書印をもらいに行った三鷹・よもぎブックスに置いてあったので購入した。内田樹氏のツイッターなどで見かけていた人文系私設図書館「ルチャ・リブロ」などの活動を知りたいと思ったので読んだもの。結論としては読む順番が違った模様。こちらは2018年末~2019年の日記と一部まとまった文章で構成されたもの。活動内容を知った人向けのよう。『彼岸の図書館: ぼくたちの「移住」のかたち』を読むのが先のようでした。 ということで星評価3は暫定的なもの。本の中でも「星〇個で評価することに躊躇いがない感覚は、ちょっと危うい」と書かれていますしね(ギクッ)。
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