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お狐准教授の妖しい推理 一二三文庫
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お狐准教授の妖しい推理 一二三文庫

藤春都(著者)

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お狐准教授の妖しい推理 一二三文庫

836

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 一二三書房
発売年月日 2020/10/05
JAN 9784891996697

お狐准教授の妖しい推理

¥836

商品レビュー

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2020/11/14
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※このレビューにはネタバレを含みます

お狐様はどこまでもお狐様だったなと思った。 人間寄りではなく、あくまで自分の目的のため。 ポスドクで不安定な立場である彩乃に対してのデレ、人間に対してのデレが少ない。 デレたのが幽霊の少女が相手というのがまた……(人柱の話は泣けたし、謎解き要素も面白く、それはよかったのだが) 彼女を人間として成長させるための毒舌ならいいのだが、ただただ毒舌吐いているだけに思えたし、最終的に彼女はポスドクからは抜け出せたものの、一研究者として今回の経験を通して成長できたかと言われたら、少し首を傾げてしまう。 彼の存在が彼女の成長に繋がっていないように感じた。 ただただこき使われて可哀想だなと。 ライバルの狐キャラも強いんだか弱いんだか。 彼が絡んでも震えるほどの恐怖にはならないし、説得でどうにかなってしまうのも「ええ!?」という。 折角のあやかしものなのに。 謎解き要素そのものは面白かったのだが、お狐様周りがちょっと納得いかないこともあって、もう少し人間に寄りそってくれてもいいのになと思った。 これも自分の立ち位置が人間寄りゆえの贔屓だろうか。

Posted by ブクログ

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