商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/09/30 |
JAN | 9784065202418 |
- 書籍
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デリバリールーム
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デリバリールーム
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商品レビュー
3.5
41件のお客様レビュー
独特な世界観と文体で最初は読み切れるかな?と少し不安もありましたが、徐々にその世界観に引き込まれました。デリバリールームで妊婦さんたちが色んなゲームをして勝ち抜いていく話ですが、そのゲームをいかに攻略するのか謎解き要素もあり楽しめます。個性的な登場人物達のおかげかシリアスすぎず、...
独特な世界観と文体で最初は読み切れるかな?と少し不安もありましたが、徐々にその世界観に引き込まれました。デリバリールームで妊婦さんたちが色んなゲームをして勝ち抜いていく話ですが、そのゲームをいかに攻略するのか謎解き要素もあり楽しめます。個性的な登場人物達のおかげかシリアスすぎず、言葉遊びも多い文体でクスッとしてしまうところもあり飽きません。結末も綺麗にまとめられて、個人的には良い終わり方だったと思います。宮子ちゃんすごすぎるよ!
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
西尾維新作品が読みたくて、どんな内容かわからず図書館で借りてきたが、キャラの掛け合いや言葉遊びはTHE西尾維新という感じ。妊娠出産を体験した身として、共感できる部分や考えさせられる部分があったが、(作品の言葉を借りて)所詮は当事者じゃなく傍観者の男性が書いた作品というのは純粋に驚き。「子宮口開ききってるって...素人目に見ても!」など、気になるところはあったけれど。(子宮口が開ききらなくても破水することはあるから) 妊娠出産を体験できない男性→初産の未成年女子(主人公)として執筆されたのか? 次々と出てくる妊婦ジョーク?はジワジワ面白かったり、よく思いつくなと関心した。(口が裂けても言わない→会陰が裂けても〜等) 分娩ゲームの搔爬術のくだり、「妊婦がかかえる痛みは陣痛だけじゃない。出産にまつわる痛みは、無数に用意されている。これまでもこれからも。」は当事者として深く頷きながら読み進めた。 綺麗に終わりすぎてる気は確かにするが、小説の世界くらいそれでも良いとは思う。 総じて面白い。西尾維新作品として男性、ヤングアダルト、もちろん女性も、老若男女問わず読み物として楽しめると思った。
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西尾維新なだけに、やはり名前が独特。 「協力や協調は強力だと強調…、連帯して連隊を組む…」 といった言葉遊びもさすが。 とんでもないのにまともで、奇想天外な妊婦たち。 ぶっ飛んだ着地点に特別感はなかったが、悪くなかった。
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