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滅びの前のシャングリラ
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滅びの前のシャングリラ
¥1,705
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商品レビュー
3.8
855件のお客様レビュー
汝、星の如く以降、凪良ゆうさんの方は見かけたら借りてるが、別々の登場人物の視点で物語が繋がって行く本作品も他作品同様に引き込まれて一気に読破。ちなみに設定は伊坂幸太郎さんの終末のフールに近しいと感じ。
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小惑星が衝突して一か月後に滅亡する世界で生きる 人々のお話。この無秩序すぎる世界観は私にはちょっと苦手ですね。なんか少し強引な場面がこの本の入り込めない要因なんでしょう。 しかしながら、帯にある様に本当の幸せに気づかせてくれるのは良かったと思います。
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『流浪の月』『わたしの美しい庭』に続き、凪良ゆうさんの三作目を読了。 1ヶ月後に隕石が落ち、世界が終焉を迎えるまでを描いた物語。 改めて、さまざまな人の視点で紡がれる物語が好きだと実感しました。 そして、凪良ゆうさんの作品において、「どんな荷物を持って生きていくのか」がひとつの...
『流浪の月』『わたしの美しい庭』に続き、凪良ゆうさんの三作目を読了。 1ヶ月後に隕石が落ち、世界が終焉を迎えるまでを描いた物語。 改めて、さまざまな人の視点で紡がれる物語が好きだと実感しました。 そして、凪良ゆうさんの作品において、「どんな荷物を持って生きていくのか」がひとつの大きなテーマであると感じました。 正義と悪、善と悪、正解と不正解、好きと嫌い。それらは決して絶対的なものではなく、誰の視点から見るかによって異なる。 互いの違いを認め合えたら理想的だけれど、時には「私とあなたの人生は交わらない方がいいですね。さようなら」と別れを選ばざるを得ないこともある。 だからこそ、自分は何を大切にしたいのか、どんな荷物なら一生背負い続けられるのか。 登場人物たちが葛藤しながら答えを探したように、私ももがきながら見つけていきたいと思いました。 自分の大切なものを守るためなら、誰かにとっての「悪」になることも厭わない。 そんな人間に、私もなれるだろうか。なりたいと思う。 もし私たちの世界でも同じようなことが起き、 死に方を選べるのなら、私は大切な人たちに囲まれ、大好きな音楽を聴きながら、笑顔で逝きたいな。 やり遂げたいことがたくさんあるから、まだ死ねないけど。
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