商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | ミシマ社 |
発売年月日 | 2020/09/19 |
JAN | 9784909394408 |
- 書籍
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日本習合論
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日本習合論
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商品レビュー
4.2
23件のお客様レビュー
(2020/12/8) 習合 という聞きなれない言葉。 内田樹氏が何を言いたいのか、なかなかわからなかった。 ただ、彼のスタンスは好きなので、心地よく読み続けていた。 神仏分離と神仏習合、ここはある程度ピンときた。 俗に日本人は無宗教、クリスマスと年越しと正月の過ご...
(2020/12/8) 習合 という聞きなれない言葉。 内田樹氏が何を言いたいのか、なかなかわからなかった。 ただ、彼のスタンスは好きなので、心地よく読み続けていた。 神仏分離と神仏習合、ここはある程度ピンときた。 俗に日本人は無宗教、クリスマスと年越しと正月の過ごし方がその代表のようによく言われるが、 内田氏はこれを無宗教ではないとした。 むしろ、明治政府が神仏分離を命じたときに素直に聞いた日本人に疑問をもった。 ところがどっこい、従ったふりをして、結局ある程度元に戻る。 当時天皇陛下を神とするために不都合だった神仏習合を廃したからくりが見える。 敗戦後民主主義が押し付けられた時の在り方。 君が代は詞は日本古来のものだが、曲はイギリス、ドイツによって書かれていること。 これぞ習合。 そして最後にわかった。内田氏が言いたいことが。 習合の反対は純化なのだ。 ここのところの日本の空気は純化の方向に向かっている。 自分と違う考えを廃する。在日日本人内田樹? これは本には書いてないが、純化は単純化のような気がする。 馬鹿の一つ覚え。 今の政治家には教養、知性を感じない。 反中国といっていても始まらないのだ。 むしろ反米のほうが真の保守にはあっているはずだが、、 最後に大瀧詠一、細野晴臣らのはっぴいえんどが取り上げられている。 欧米の旋律に日本の言葉を乗せた彼ら。 それがニューミュージックとなり、今の日本の音楽の礎となっている。 これもまた習合。 うん、習合、少し理解できた気がする。
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著者も語っているが、話しに纏まりがなく、意図が不明。 私の選択ミス 主目的であった神仏習合からは、 程遠い。
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習合とは、対立を回避する一つの日本的な解決方法なのかと思いました。これには良い面・悪い面両方があるのでしょうが、今の世の中の状況を考えると一つの解決策となるのかと思います。人は過ちを犯すことを前提とするとある考え思いを時間の経過(時間稼ぎ)と共に判断出来るのでは。現代は何でも急ぎ...
習合とは、対立を回避する一つの日本的な解決方法なのかと思いました。これには良い面・悪い面両方があるのでしょうが、今の世の中の状況を考えると一つの解決策となるのかと思います。人は過ちを犯すことを前提とするとある考え思いを時間の経過(時間稼ぎ)と共に判断出来るのでは。現代は何でも急ぎ過ぎと感じます。
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