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超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません 宝島社文庫
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超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません 宝島社文庫

甲斐田紫乃(著者)

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超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません 宝島社文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 宝島社
発売年月日 2020/09/04
JAN 9784299008879

超能力者とは言えないので、アリバイを証明できません

¥792

商品レビュー

2.9

10件のお客様レビュー

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2023/11/24

大富豪・蓮丸貴世彦の遺言で、一族が孤島の館に集められた。 遺産分割で揉める一同に緊張が走る中、遺言状が消え、さらに弁護士が姿を消した。 殺人事件かそれとも事故か。まるでよくあるミステリーだ。 おれが「しょーもない超能力」を使えること以外は。 曽祖父の遺言で集められた孤島の館で...

大富豪・蓮丸貴世彦の遺言で、一族が孤島の館に集められた。 遺産分割で揉める一同に緊張が走る中、遺言状が消え、さらに弁護士が姿を消した。 殺人事件かそれとも事故か。まるでよくあるミステリーだ。 おれが「しょーもない超能力」を使えること以外は。 曽祖父の遺言で集められた孤島の館で、遺言状が消え、弁護士が消え、当然携帯は圏外で突然接近する台風。王道テンプレのクローズドサークルミステリー。……と思いきや、「しょーもない超能力」を使える登場人物たちによるどたばたユーモアミステリー。まあ、ミステリーというかほぼコメディです。 こんな超能力ならいらないなぁーと思いつつ、ちょっとワクワクしてしまいます。 気軽に読めて、良い意味でのバカバカしさがあり、前半は一族のギスギスした描写が多いですが、進むごとに家族愛とか慈愛のようなものも感じられる、ちょっといい話。 コメディに振って1時間半くらいのドラマにしたら面白そうだし、意外と映えるんじゃないかな。

Posted by ブクログ

2023/09/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリー作品として読もうと思っている人には少し消化不良になると思いうが難しいトリックのミステリーを読んだ後の休憩として読むにはうってつけの作品。 最後まで読むとキャラクターの魅力に虜になっている。パッとしないがとにかく優しい心を持つ主人公萌貴、おどおど具合が愛おしくもなってくる父の猛、しっかり者すぎる晃一とJKすぎるJKの珠緒。他にも個性豊かなキャラクターがたくさん登場して読んでいてワクワクする。読み始めにはこんな家族は絶対に嫌だなんて考えていたのにラストには家族愛すら感じられる不思議な一品。ぜひ読んでみてほしい。ちなみに私の推しキャラは猛。

Posted by ブクログ

2023/05/27

超能力といえば…、万能感のある作品がほとんどで結構チートな感じがしますが、本作品で出てくる超能力はめっちゃ使いにくい、もはや意味あるか??ってぐらい奇妙な超能力がたくさん出てきます。これを考えれてしまうのがすごい! とてもサクッと読めてライトノベルのような作品なので、あまり頭を使...

超能力といえば…、万能感のある作品がほとんどで結構チートな感じがしますが、本作品で出てくる超能力はめっちゃ使いにくい、もはや意味あるか??ってぐらい奇妙な超能力がたくさん出てきます。これを考えれてしまうのがすごい! とてもサクッと読めてライトノベルのような作品なので、あまり頭を使わずに気軽に読んでください☆

Posted by ブクログ

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