商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 吉川弘文館 |
発売年月日 | 2020/08/28 |
JAN | 9784642068536 |
- 書籍
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毛利領国の拡大と尼子・大友氏
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毛利領国の拡大と尼子・大友氏
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毛利氏が中国地方で台頭し織豊権力と対峙した時期までの西日本の動向を通史的に辿ると共に、並行して展開した地域社会の変容する様子も押さえる一冊。幅広い内容が分かりやすく読める構成になっている。
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勢力拡大した毛利氏と大友氏の熾烈な戦い。そこには尼子氏や四国の面々や海賊衆も絡み、複雑な様相を呈している。 また、将軍・足利義昭が備後の鞆に下向してくるのが大問題を生む。決して天下を欲していたわけでもない毛利氏が織田政権との対決に引き摺り込まれる。 三本の矢でお馴染みの毛利氏だが...
勢力拡大した毛利氏と大友氏の熾烈な戦い。そこには尼子氏や四国の面々や海賊衆も絡み、複雑な様相を呈している。 また、将軍・足利義昭が備後の鞆に下向してくるのが大問題を生む。決して天下を欲していたわけでもない毛利氏が織田政権との対決に引き摺り込まれる。 三本の矢でお馴染みの毛利氏だが、養子を出し他家を乗っ取るとは言っても、その子らは養家の利益も考えて動く。隆元が彼らを「領地配分の話では自分の事しか考えずに発言するし、養子同士で仲良くして跡取りの俺を除け者にしやがって」とも愚痴ってたのが意外。 長宗我部氏と織田政権のやり取りも詳細に書かれていて、これが本能寺の変が起きる原因の一つと言われてもおかしくない(秀吉も宇喜多氏とのやり取りを反故にされているし、政権トップと方面司令官の間でギクシャクしている) 以前から気になっていた土佐一条氏についても書かれていて、ニヤニヤしながら読んだ。
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