商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/09/09 |
JAN | 9784107723208 |
- コミック
- 新潮社
応天の門(13)
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応天の門(13)
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
9世紀に富士山は大噴火を起こして、貞観大噴火と伝えられている。 この時の噴火活動は、2年間に渡って継続したそうだ。 どれだけの犠牲が出たのかと思うと恐ろしい。 この話の中では一応大出世の栄転と描かれているけど、大納言伴善男と対立した左大臣源信の力を削ぐための策略として、土師忠道...
9世紀に富士山は大噴火を起こして、貞観大噴火と伝えられている。 この時の噴火活動は、2年間に渡って継続したそうだ。 どれだけの犠牲が出たのかと思うと恐ろしい。 この話の中では一応大出世の栄転と描かれているけど、大納言伴善男と対立した左大臣源信の力を削ぐための策略として、土師忠道は甲斐に送られた。実際に送られたときも、栄転に見せかけた左遷だったのかな? この期も色々なゴタゴタがあり、源信は引きこもった末に亡くなったそうだ。 https://kotobank.jp/word/%E5%9C%9F%E5%B8%AB%E5%BF%A0%E9%81%93-1100792 今更ながら紀長谷雄についてググってみると、なんと竹取物語の作者候補の一人とか。竹藪で女の子が見つかったシーンで、かぐや姫だと思ったけど、あれは竹取物語を意識したシーンだったのね。 http://webcatplus.nii.ac.jp/webcatplus/details/creator/251164.html このお話の頃は、まだ竹取物語が書かれていなかったのか。 紀一族ということは、長谷雄と在原業平は親戚? 都の面々が菊の節句を楽しむ一方で、妊娠してしまった斎宮が登場して、在原業平が呼ばれるところで終わった。 伊勢物語には、在原業平が斎宮と会う話もあったな。次はどんな無理難題が出てくるんだろう。
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- ネタバレ
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大納言、もう少し気持ちの良い男かと思ったが。 道真が「弓引く」行為と受け止めるとも思わなかった。 赤ちゃんの話は信心深い人を騙しているような気持ちがして 少々微妙な気持ちになった。 山姥の話はあまりにも道真が気の毒すぎて しばらく静かに過ごさせてあげたいところだが 業平との絡みがないのは少々寂しい。
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14巻が出たと聞いて調べてみたら、13巻を買いそびれていたことが発覚し、2巻まとめて購入(^^;; 13巻のオビ裏にあった「ミニ冊子『応天の門』言の葉集」応募者全員プレゼント!!の文字が気になると同時に、買いそびれていたことが悔やまれる(当然、とっくに締め切りは過ぎている)orz...
14巻が出たと聞いて調べてみたら、13巻を買いそびれていたことが発覚し、2巻まとめて購入(^^;; 13巻のオビ裏にあった「ミニ冊子『応天の門』言の葉集」応募者全員プレゼント!!の文字が気になると同時に、買いそびれていたことが悔やまれる(当然、とっくに締め切りは過ぎている)orz 心に残った道真の言葉 「貴族の暇つぶしに試されるようなことはもうたくさんなんですよ」 「私のせいだ 私が私情を挟んでやりすぎたから…」 「やるべきことだけをしていればよかった 余計なことをせずに」 「いいえまさか 何も存じません」 「ともかく私は余計なことをするのはやめたんです」 道真よ、たしかにお前の行動に傲慢さや下心が皆無だったとは言わないけど、お前のする「余計なこと」は決して本当に余計なことではないし、権力欲に塗れた化け物のような貴族たちに囲まれてはいても、お前らしさは失わないでほしい と、心から彼に語りかけたくなります。 各巻の収録作は以下のとおり。 〈13巻〉 ①土師忠道、菅原道真と遇する事(承前) ②紀長谷雄、竹薮にて子を見付くる事 ③都言道、山中にて天女に惑わさるる事 ④業平、重陽に花を求むる事 〈14巻〉 ⑤在原業平、伊勢に呼ばれる事 ⑥藤原良房、病に臥す事(続く)
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