商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2020/08/28 |
JAN | 9784101022314 |
- 書籍
- 文庫
樽とタタン
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樽とタタン
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商品レビュー
3.3
87件のお客様レビュー
不思議な空気の読み心地です。 仕事のあとに読むと不思議な感覚に入っていけずなかなか進まないのですが早朝のすっきりした頭で読むと この本のコントのような面白さや切なさが 満載なのに気づき味わえスーッと入ってきて面白かったです。 子どもでありながら物事を俯瞰してみているようで冷静な...
不思議な空気の読み心地です。 仕事のあとに読むと不思議な感覚に入っていけずなかなか進まないのですが早朝のすっきりした頭で読むと この本のコントのような面白さや切なさが 満載なのに気づき味わえスーッと入ってきて面白かったです。 子どもでありながら物事を俯瞰してみているようで冷静な主人公。それも子ども時代の追想ということなので俯瞰した様な語り口の割に記憶が曖昧で、虚構かもしれないというボヤッとしたところもきちんとこちらに語ってくれているところがまた、冷静だなと思いました。 喫茶店ではオトナのあれこれの事情もボヤッも見聞きしてしまうけど、受け入れ方をみても主人公の成長を感じました。 おばあちゃんの話、無口な学生の話、サンタの話が特にお気に入りで、 最後の章では度肝を抜かれました。
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現実(本当)と想像(嘘)が混ざり合った不思議な世界観。 若い時に読んだらイマイチだったのかもしれない。 40代後半の今、子どもの頃を思い出すと うん、こういう世界だったなぁと。 狸が生息してない地域に住んでたのに、 絵本で見るような二足歩行の狸を見た記憶が鮮明だったり笑 それでも...
現実(本当)と想像(嘘)が混ざり合った不思議な世界観。 若い時に読んだらイマイチだったのかもしれない。 40代後半の今、子どもの頃を思い出すと うん、こういう世界だったなぁと。 狸が生息してない地域に住んでたのに、 絵本で見るような二足歩行の狸を見た記憶が鮮明だったり笑 それでもいいと肯定してくれる優しい本。
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喫茶店に集う人々のお話。そんな場所が自分にもあったらなぁっと思ってしまうような羨ましい空間でした。 日常系が好きな人などには向いているかもしれませんが、良くも悪くも特に何も起こらないです。 ハラハラドキドキするような作品が好きな私には物足りなかったです。
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