商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 書肆侃侃房 |
発売年月日 | 2020/08/05 |
JAN | 9784863854048 |
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商品レビュー
3.5
2件のお客様レビュー
感情を放出する歌、想像する歌、四季を感じる歌など、世に溢れる歌は多いが、これは日々の気づきの歌だ。 ふと目が止まったものを歌にしている。 髪をちょいとつままれ、「僕を見てよ」と日常が言っているような歌。 皇族スピーチをバックに短歌を連ねたものは、印象的だった。
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「十三時間眠ったあとに水道の水をそのまま飲む日曜日」 「飛行機が成層圏へ向かうとき外から見たらいい角度だろう」 「自物者の多い踏切路切では切符がなくても自殺ができる」 「少しだけ未来のことを言うときの痛みのような静けさのこと」 「花筏はどこへと消えていくのだろう 理屈としてはわか...
「十三時間眠ったあとに水道の水をそのまま飲む日曜日」 「飛行機が成層圏へ向かうとき外から見たらいい角度だろう」 「自物者の多い踏切路切では切符がなくても自殺ができる」 「少しだけ未来のことを言うときの痛みのような静けさのこと」 「花筏はどこへと消えていくのだろう 理屈としてはわかるのだけど」 「夜が明ける速度に僕はいつまでも感動しっぱなしなのだろう」 「遠くからよく見えていたマンションのふもとまで来て飲むコカ· コーラ」 「パンクしてしまった自転車を遠い記憶のように押して帰った」 「眠れない夜に遠くに行くことも帰ることもいつか伝えられたら」 「電線のたわみが電線ごとに違う 夜なので押しポタン式で待つ」 生活!って感じの歌が多くて沁みる、、 「十三時間眠ったあとに水道の水をそのまま飲む日曜日」とか好きでした
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