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二重拘束のアリア 賞金稼ぎスリーサム!
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二重拘束のアリア 賞金稼ぎスリーサム!

川瀬七緒(著者)

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二重拘束のアリア 賞金稼ぎスリーサム!

1,870

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 2020/07/30
JAN 9784093865852

二重拘束のアリア

¥1,870

商品レビュー

4

31件のお客様レビュー

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2024/03/27

とびきりのデコボコトリオによる賞金稼ぎ。今回は、夫婦が互いに殺し合ったという惨劇の真実をしりたい被害者の親からの依頼で、3年前の事件を遡ります。個性豊かすぎる3人の行動は、思わずニンマリ。ただし、事件の真相は・・・怖すぎる。前作といい、今作といい、3人のキャラとのギャップが深すぎ...

とびきりのデコボコトリオによる賞金稼ぎ。今回は、夫婦が互いに殺し合ったという惨劇の真実をしりたい被害者の親からの依頼で、3年前の事件を遡ります。個性豊かすぎる3人の行動は、思わずニンマリ。ただし、事件の真相は・・・怖すぎる。前作といい、今作といい、3人のキャラとのギャップが深すぎる恐怖が堪らない。次作が待ち遠しい。

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2024/03/11

「賞金稼ぎスリーサム!」続編。続編が前作を上回ることは稀有だが、本作はそれを軽々とやってのけている。続編なので掴みはOKで、不可解な「夫婦相討ち事件」を調べることになった「チーム・トラッカー」も事件の異様さは確認できても手詰まりな状況が続く。そこから先はネタバレなので書かないが、...

「賞金稼ぎスリーサム!」続編。続編が前作を上回ることは稀有だが、本作はそれを軽々とやってのけている。続編なので掴みはOKで、不可解な「夫婦相討ち事件」を調べることになった「チーム・トラッカー」も事件の異様さは確認できても手詰まりな状況が続く。そこから先はネタバレなので書かないが、事件の異様さをもっと異様にさせる邪悪な存在が出現してからの怖さはホラー小説ともいえるほど。変わらぬ事件自体と捜査過程の面白さとスリーサムの結びつき、コミカルな会話含め、存分に物語世界を楽しめる。切に第3弾を期待したい。

Posted by ブクログ

2023/11/27

元刑事、凄腕ハンター、警察マニアという風変わりなトリオが、異常な謎に挑む。 期待を裏切らない作家さんだと、つくづく思う。 元刑事の薮下、大企業の御曹司のクセに警察マニアの淳太郎、 そして、凄腕のハンター、一花。 ちょっと、いや、大分、風変わりなトリオが、 ギクシャクしながらも...

元刑事、凄腕ハンター、警察マニアという風変わりなトリオが、異常な謎に挑む。 期待を裏切らない作家さんだと、つくづく思う。 元刑事の薮下、大企業の御曹司のクセに警察マニアの淳太郎、 そして、凄腕のハンター、一花。 ちょっと、いや、大分、風変わりなトリオが、 ギクシャクしながらも、謎を解き明かし、犯罪者を追い詰めていく、 「賞金稼ぎスリーサム」の続編。 前作で相手にしたのは、国際指名手配を受けているテロリストで、 いうならば、分かりやすい犯罪者だった。 だが、今回の事件は…。 どす黒い異常性が見え隠れしてきて、 鳥肌が立つくらい。 明確に表にあらわれない悪意は厄介で、 後から、あれは悪意だったのだとわかると、そら恐ろしい。 前回、テロリストを追い詰めた三人は、ルワンダ政府から一億円という 懸賞金を手にし、刑事事件専門調査会社「チーム・トラッカー」を 立ち上げる。 三人のつかず離れずの関係は相変わらずだが、 関係の土台となる信頼は、ぐっと強くなっているようだ。 今回は、一花のハンターとしての天才ぶりと、 危うく、恐ろしいキャラが色濃く表れていた。 人との距離の取り方がわからず、普通の人間関係を築けない一花。 正反対に、どんな相手でも、その懐にスッと入れてしまう淳太郎、 あまりにも特異な性格の二人の間にあって、 バランスの取れた常識人に見えてしまう薮下。 だが、淳太郎にしろ、薮下にしろ、 過去に傷を負っている。 事件の謎解きと同時に、完璧ではない彼らが、 お互いを思いながら、足りないところをフォローしあう、 三人の関係性も作品の醍醐味なのだろう。 この作家さんのもう一つのシリーズ、「法医昆虫学捜査官」シリーズに 登場する岩楯刑事と薮下が、どうしても重なって見えてくる。 赤堀に振り回されながらも、彼女を支えていく岩楯刑事との関係性が、 一花に対する薮下にダブルのだ。 前作では、テロリストを追い詰めながら、 逃げられてしまう。 そして、今回の結末は…。 っていうか、今回は、賞金稼ぎから外れているようなのだが…。 三年前の若夫婦が死亡した事件。 警察は捜査の結果、現場に第三者がいた痕跡はなく、 壮絶な殺し合いの末、お互いを死に至らしめた 「無理心中」と結論付けた。 その結論に納得のいかない、死亡した妻の両親は、 「チーム・トラッカー」に再調査を依頼する。 若夫婦は、なぜ、「殺し合い」をしなければならなかったのか。 「チーム・トラッカー」が始動する。 「賞金稼ぎ」シリーズももちろん、期待しているが、 「法医昆虫学捜査官」の続編、お待ちしています。

Posted by ブクログ

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