行政書士 シンプルで最強な合格戦略

横溝慎一郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 中央経済社
• 発売年月日: 2020/07/30
• JAN: 9784502351914

商品レビュー

2023/04/01

2週間かけて読了。
行政書士試験対策のノウハウの本。
テキストではないです。

試験範囲の広い行政書士試験対策の導入に読みました。

（受けるかどうかを決めるために読んでみました）

この本の大きな特徴は、第1章は試験超直前期（1週間前）、第2章は直前期（50日前〜1週間前）、第3章は基礎力養成期（勉強開始から50日前まで）、第4章は試験当日（から試験後）の対策というふうに分かれていることです。

前から読んでも良いですし今の時期のところから読んでも良いかもしれません。

私は最初から読んでみました。

通して感じたのは、「絶対に受かる」という気持ちがないと受からないということでした。

対策としては基本テキストと問題集（過去問なども）を組み合わせて使い、もしは必ず受ける、ということ。

また、どの分野で何点くらい取れば良いのかの目安もあったり、何分くらいかけたらいいのかの目安もあったりして参考になりました。

下記は私の解釈
【得点戦略】
憲法・基礎法学択一4/7（配点28）
行政法択一15〜16/19（配点76）
民法択一5〜6/9（配点36）
多肢選択（憲法・行政法）9/12（配点24）
記述（行政法・民法）--/3（配点60）
商法会社法択一1/5（配点20）
一般知識択一7〜8/14（配点56）
（合計配点300）
後は記述で頑張る感じでしょうか。。

【時間配分】
文章理解15分
記述30分
多肢選択15分
民法択一35分
行政法択一35分
憲法・基礎法学択一15分
商法会社法択一10分
一般知識択一20分
見直し5分

巻末には論点ランク表もあり、俯瞰できる。

以下メモ（順不同）
直前期は問題演習を中心に知識の再確認を。
目次学習で学んだことの整理。
説明して知識を定着。
行政手続法、行政事件訴訟法は直前期に条文の素読が良い。
一般知識対策は「ニュース検定公式テキスト「時事力」発展編」が良い。
商法総則商行為分野は「公認会計士試験短答式のベーシック問題集企業法」が良い。
会社法は難しい。（設立分野だけ勉強も）
民法は「法学検定試験問題集ベーシック、スタンダード」が良い。
目的条文は大事。
判例も大事。
模試は5回くらい受けると良い（シミュレーション）。
「ふか習」：模試でわかった課題を普段の学習に加える
「来年でいいや」はNG。