商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2020/07/29 |
JAN | 9784040647227 |
- 書籍
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繋渡り
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商品レビュー
2.9
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
後輩から借りた。筆者のもちぎさんのフォローしてないけど何度かツイートは見たことがある。色々な経験をして色々な人と関わってきたんだろうなっていう文章だった。何かで「人は子供の頃に与えられなかった物に一生執着する」って聞いたことがあるけど二則はまさにそれで父親の愛に飢えていた。だから美智留が父親から受けてる性虐待を父親に愛されてる証だとずっと羨ましく思っていた。虐待を受けたりそれを見てる子供って虐待を愛や教育だと思ってそれが異常と気づくまでに時間がかかるしそれを自分の中で消化して乗り越えるって本当にとんでもなく精神をすり減らすことだと思った。この本はフィクションだけど近親の同性の性虐待って実際あるんだろうって考えると背筋が凍る。途中まで時系列と登場人物がごちゃごちゃになってて誰がどういう境遇だったのか理解するのに時間がかかった、登場人物の名前も独特だったからかな。
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兄、未智瑠(みちる)、弟、二則(ふそく)、残花(ざんげ)、父、未貞(みてい)、母、緒悟理(おごり)と登場人物の名前がなかなか覚えられず読めなかった。 でもふそく、ざんげ、って… 各章で視点が変わるが、ところどころ、誰が話してるのかわからない箇所がある。 登場する誰にも感情移入...
兄、未智瑠(みちる)、弟、二則(ふそく)、残花(ざんげ)、父、未貞(みてい)、母、緒悟理(おごり)と登場人物の名前がなかなか覚えられず読めなかった。 でもふそく、ざんげ、って… 各章で視点が変わるが、ところどころ、誰が話してるのかわからない箇所がある。 登場する誰にも感情移入できず終わった。
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父親に虐待される主人公とその周辺の人たちの話。 あまりに人間の心の闇の部分をありのままに描写されているから、細かくてすごいなぁと思う反面読んでいて気持ちのいいものではないなとも思う。 ニュースの中では毎日のように不幸な事件が起きるけど、それは確かに自分には関係ないドラマのようなも...
父親に虐待される主人公とその周辺の人たちの話。 あまりに人間の心の闇の部分をありのままに描写されているから、細かくてすごいなぁと思う反面読んでいて気持ちのいいものではないなとも思う。 ニュースの中では毎日のように不幸な事件が起きるけど、それは確かに自分には関係ないドラマのようなものかと思う。実際に身の回りに起きないと、ニュースの被害者の方々の痛みや感情はわからないだろう。 個人的に思ったが、登場人物みんな自分のことをどんな人物なのか理解していて、なおかつ客観視しすぎなんじゃないかと思った。自分が客観視できてないだけ?(笑) 結局、無意識なところで同じことは繰り返されるのかなぁ、それは悲しいなぁと思いつつ難しいのかなぁって思った。だから繋渡りなのかしら。
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