商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2020/07/18 |
JAN | 9784001164220 |
- 書籍
- 児童書
ぼくだけのぶちまけ日記
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ぼくだけのぶちまけ日記
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商品レビュー
4.6
13件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
凄く引き込まれて1日で一気読みしてしまった。加害者家族の苦悩や葛藤がよく描かれている作品でした。途中兄のジェシーがいじめに遭うシーンはリアリティがすごくて辛かったけど、だからこそその場面に居合わせながら何もできなかった弟のヘンリーの葛藤がより鮮明に描かれていたと思う。隣人や友人など皆、個性豊かなキャラクターが出てきて、それぞれの人がヘンリーに影響を与えていく様が心をほっこりとさせてくれた。涙なしには読みきれない作品だった。カナダに留学していたのでところどころでてくるお店やテレビ番組の名前が懐かしさも与えてくれて、読んでいて没入できた。 是非、ティーンだけでなくて、大人にもおすすめしたい一作です。
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これほど読むのが辛かった本はなかったかも知れません。途中まではこの本を読み始めたこと、購入したこと、存在を知ったことを後悔しながら読んでいました。ですが、手に取った以上最後まで読むしかないという覚悟は消えませんでした。雰囲気が少し変わってきたのはカレンとのエレベーターの中での会話...
これほど読むのが辛かった本はなかったかも知れません。途中まではこの本を読み始めたこと、購入したこと、存在を知ったことを後悔しながら読んでいました。ですが、手に取った以上最後まで読むしかないという覚悟は消えませんでした。雰囲気が少し変わってきたのはカレンとのエレベーターの中での会話から。そして4月10日以降は涙なしには読むことが出来ませんでした。 いじめは犯罪です。加害者は処罰されて当然です。学校のいじめであれば、発覚したら有無を言わさず加害者を転校させるべきです。フランスでは既にそうなっていると聞きます。子供の命より教師の保身が優先する日本で教育を受けさせる事はリスクでしかありません。お子さんのいるご家庭は就学期間中日本を離れることも選択肢のひとつだと思います。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
凄惨ないじめを受けていた兄。 それゆえ、事件を起こしてしまった兄。 事件の加害者であり、いじめの被害者でもある兄。 自分を責め、悲しむ家族。 家族がわかっていること、兄はプロレスが好きで、家族が好きで、クイズ番組が好きで、優しく、弟思いだったこと。 家族はそれを思い出し、みんなで話すことが、自分達の悲しみを、兄への悔恨の念を、すこし和らげることだと、気付かされる。 そして、自分を信じ、味方でいてくれる友達の有り難み。 日記形式で書かれているため、少し読みにくかった。 でも残された家族の苦悩と葛藤を読むことができて、勉強になった。
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