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日本人と山の宗教 講談社現代新書2577
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2020/07/15 |
JAN | 9784065206201 |
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日本人と山の宗教
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日本人と山の宗教
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1. 日本の山と信仰の関係 - 山は古くから日本人にとって神聖な場所であり、信仰の対象であった。 - 立山や熊野などの山々は、宗教的な修行や巡礼の場として重要視されていた。 2. 仏教の影響 - 仏教が日本に伝来し、山の宗教に大きな影響を与えた。 - 特に「孔雀王の呪法」などの...
1. 日本の山と信仰の関係 - 山は古くから日本人にとって神聖な場所であり、信仰の対象であった。 - 立山や熊野などの山々は、宗教的な修行や巡礼の場として重要視されていた。 2. 仏教の影響 - 仏教が日本に伝来し、山の宗教に大きな影響を与えた。 - 特に「孔雀王の呪法」などの密教の教えが山林修行者に取り入れられた。 3. 山林修行者の役割 - 山林修行者は、自然環境の中での修行を通じて宗教的な体験を得る人々である。 - 彼らは時に社会との接点を持ち、地域住民との関係を築いていった。 4. 室堂とその歴史 - 室堂は立山登山の拠点として栄え、信仰と観光の両面で重要な役割を果たしている。 - その場所には、江戸時代の建物が残っており、重要文化財として指定されている。 5. 信仰からスポーツへの移行 - 明治時代以降、宗教的な登山から近代的なスポーツとしての登山へと変化が見られる。 - 登山の目的が「頂点を目指す」ことにシフトし、山の信仰的な意味が薄れていった。 6. 熊野信仰の広がり - 院政期に熊野信仰が全国に広がり、貴族や一般市民の間で信仰が浸透した。 - 熊野への参詣は貴族層によって盛んに行われ、地域経済にも影響を与えた。 7. 山林寺院の役割 - 山林寺院は、宗教的な活動の中心地として機能し、地域の文化や信仰を支えてきた。 - これらの寺院は、農業や経済活動とも密接に関連しており、地域社会において重要な存在であった。 8. 環境と信仰の相互作用 - 山とその環境は、信仰や修行のあり方に影響を与え続けている。 - 地域の自然環境の変化は、信仰の形や実践に対しても影響を及ぼしている。
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ずっと気になってる修験のこと。 この本では歴史的な概略が一望できる。 その初期から中央と結びついていたこと、 信徒をガイドする特権、 地元との関係、 南北朝の頃はすっかり武士のようだったこと、 権力とかなり近い関係があったこと、 などなど。 だけど実のところその始まりから「それツ...
ずっと気になってる修験のこと。 この本では歴史的な概略が一望できる。 その初期から中央と結びついていたこと、 信徒をガイドする特権、 地元との関係、 南北朝の頃はすっかり武士のようだったこと、 権力とかなり近い関係があったこと、 などなど。 だけど実のところその始まりから「それツァムやん」としか思えないんやけどね。 御嶽山に登ったとき、「講」の御一行も来ていた。白装束で六根清浄とか言いながら登るってなんか映画みたいじゃの〜と思いながら眺めてたのを覚えてる。 う〜ん。行場の山めぐりしてみたくなるやん。 #読書メモ #日本人と山の宗教 #菊池大樹 #修験
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山岳信仰というと、つい山頂の信仰であるように感じてしまうけれども、江戸時代までに行き渡っていたものはいわゆる里山を中心とした信仰なのですね。まさに羽黒山はそうした山ですね。 三輪山も山頂が御神体ではなく、山裾のあたりだと聞いたのを思い出します。寒河江の慈恩寺がなぜすごいのかも解...
山岳信仰というと、つい山頂の信仰であるように感じてしまうけれども、江戸時代までに行き渡っていたものはいわゆる里山を中心とした信仰なのですね。まさに羽黒山はそうした山ですね。 三輪山も山頂が御神体ではなく、山裾のあたりだと聞いたのを思い出します。寒河江の慈恩寺がなぜすごいのかも解説してありました。一切経というものが山形に、あの時代にあるということがすごいのですなー。行っとけばよかった。 月山が魂の帰る場所というところから、生まれ変わりという信仰に繋がる話も納得。 単に、山中異界としてこの世のものではないものを見るのではなく、地続きの里山として山を抱擁して考えてゆく必要がある。 コロナが終わったら山に登りたい。
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