商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 千倉書房 |
発売年月日 | 2020/07/10 |
JAN | 9784805112052 |
- 書籍
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楽園の島と忘れられたジェノサイド
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楽園の島と忘れられたジェノサイド
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楽園の島と忘れられたジェノサイド - バリに眠る狂気の記憶をめぐって。倉沢 愛子先生の著書。バリに眠る狂気の記憶。おそろしいジェノサイド。狂気の記憶は忘れてはならない。でもおそろしいジェノサイドは決して繰り返されてはならない。楽園の島が楽園の島であり続けるにはおそろしいジェノサイ...
楽園の島と忘れられたジェノサイド - バリに眠る狂気の記憶をめぐって。倉沢 愛子先生の著書。バリに眠る狂気の記憶。おそろしいジェノサイド。狂気の記憶は忘れてはならない。でもおそろしいジェノサイドは決して繰り返されてはならない。楽園の島が楽園の島であり続けるにはおそろしいジェノサイドが二度と起きないようにしなくてはならいのは当たり前のこと。
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1965年のインドネシアで起きた虐殺事件、殺害されたのは100万人?調べてみると、当時のインドネシアの人口は1億人なので、1%に相当する。中でもバリ島は規模が大きく、人口160万人のうち、約8万人が殺されたという。 ここでも、歴史は勝者の側から記録される。被害者の数も正確に掴め...
1965年のインドネシアで起きた虐殺事件、殺害されたのは100万人?調べてみると、当時のインドネシアの人口は1億人なので、1%に相当する。中でもバリ島は規模が大きく、人口160万人のうち、約8万人が殺されたという。 ここでも、歴史は勝者の側から記録される。被害者の数も正確に掴めないようす。2002年にバリ島で起こった、イスラム過激派による爆弾テロは、「平和なバリで起こった史上最悪の事件」とバリ州知事は発言、犠牲者を悼むモニュメントもあるが、1965年の事件は観光客の目や耳には届かない。加害者側が32年間政権を握っていたことも理由だが、今でも歴史教科書にも記載されないという。そして、今でも殺した側と殺された側の家族たちが同じ一つの村社会に、すぐ隣り合わせで生きている。 インドネシアにおける事の発端は、1965年9月30日、ときのスカルノ政権を転覆させようとした企てを制圧したことに始まる。バリ島では騒ぎにはならず2ヶ月ほどが過ぎたが、共産系PKIの会合を中止させようと訪ねたPNI系の二人が殺害された事件から、PKIに対する大規模な報復が始まった。住民が住民を虐殺する、それも前半は規模の大きな権力による統制もなく。3ヶ月ほど経って、本土からNUグループが到着、今度は組織的な虐殺が続いた。 この本は1965年の事件のうちバリ島について著されているが、同じ著者がインドネシア全体について纏めた新書もあるらしい。
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インドネシアで、しかもバリ島で虐殺があったなんて知らなかった。 なぜ隣人を殺すような虐殺が起きたのか?普通では考えられないような行動を、丹念な聞き取り調査を通じて明らかにしていく。価値のある一冊。
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